河童、仮想通貨の呼称を考える。

河童、仮想通貨の呼称を考える。

むかし、むかし、あるところに、とある理由で妖怪界を追放されてしまった一匹の「河童」がいました。人間社会で強く生きていくことを決めた河童はふと仮想通貨に興味を抱き、仮想通貨取引所の口座を開設しようとしたり、仮想通貨関連のニュースを読み漁ったりしていました。

先日行われた金融庁「仮想通貨交換業等に関する研究会」では何やら「仮想通貨の呼称」について議論されたようだな。

意外と細かいところまで情報をチェックしている河童。

人間てやつは呼び方とか細かいこと気にし過ぎなんだよ。どうやら過去にもたくさん呼称変更されたものがあるみたいだな。

かなり細かいところまで情報をチェックしている河童。

呼称変更するにはそれなりに理由があるはずだ。変更するに至った理由を振り返りながら、仮想通貨という呼称はどうあるべきかを考えていこうじゃないか。

研究会に出席している有識者気取りの河童。
 

【流行による呼称変更】ズボン → パンツ

ファッションサイトZOZOTOWNではカテゴリーが「パンツ」になっているものの、ショッピングサイト楽天市場では「ズボン・パンツ」となっているなど今でもどちらも使われているが、一昔前であれば「パンツ」と言えば下着を意味していた。それがいつしか「ズボン=パンツ」となり、現在は「パンツ」の方がより一般的な呼称となっている。

呼称が変更になった理由は単にファッション業界にありがちな流行によるもの。その他、「チョッキ→ベスト」、「オーバーオール→サロペット」、「とっくり→タートルネック→ハイネック」なども同様。

仮想通貨を暗号資産と呼び始めているのも流行みたいなものだな。
ということは、仮想通貨はファッション!?

  

【性差別による呼称変更】スチュワーデス → キャビンアテンダント

女性のあこがれの職業「キャビンアテンダント」。以前は「スチュワーデス」という別の名称で呼ばれていた。「スチュワーデス物語」という人気ドラマもあったほど世間一般に認知されていたが、この言葉には性差別の要素が含まれていた。世界的にも差別の是正が叫ばれていたこともあり、然るべくして「スチュワーデス」という名称を使うことを避けるようになっていった。

仮想通貨は差別とは無縁だから、これは参考外だな。
アテンションプリーズ!

 

【メディア影響による呼称変更】アベック → カップル

かつては「男女や恋人」の意味合いで使われていた「アベック」も今では完全に死語扱い。テレビ番組「フィーリングカップル5vs5」や漫画「翔んだカップル」によって一気に若者たちの間で「カップル」という呼称が一般的になり、取って代わった。

もしもテレビ番組や漫画で仮想通貨を題材にして新たな呼称でも付ければ、金融庁で議論するまでもなくあっという間にそっちが浸透しそうだな。

 

【騒動による改名】新加勢大周 → 坂本一生

独立絡みで事務所とトラブルになったタレント加勢大周に代わってセンセーショナルなデビュを果たしたタレント「新加勢大周」。しかし加勢大周を巻き込む騒動に発展したため、「坂本一生」に改名した。

仮想通貨もある意味騒動だらけだから、呼称変更の理由は新加勢大周と似たようなものだな。ということで、「仮想通貨」改め「新仮想通貨」でどや!

 

【イメージ払拭のための呼称変更】サラ金 → 消費者金融

お金を貸してくれるノンバンク系の代表的な存在である「消費者金融」は、かつて「サラ金(サラリーマン金融の略)」と呼ばれていた。サラ金というと高めの金利で悪い事をしているようなマイナスイメージが強い。この悪いイメージを払拭するために呼称変更し、消費者金融と呼ばれるようになった。

度重なるハッキング事件やマネーロンダリングなど負のイメージばかりが語られる仮想通貨もこれと同じだな。しかーし!悪いイメージを払拭するために変更したというが、「消費者金融」も十分印象悪いぞ!

 
懐かしいワードがたくさん出てきて何の話をしているのかよくわからなくなりそうなので、ここまでの河童の考察をまとめますと、

仮想通貨という呼称は、流行に乗り「暗号資産」に変更するもよし、テレビ番組や漫画で仮想通貨の新しい名称が出てくるのを待つもよし、「新仮想通貨」に変更するもよし。しかし、別の名称に変更したところで悪いイメージは払拭できない。

ということのようです。では本日の議題「仮想通貨の呼称」最終結論をお願いします。

最後にこの際だからハッキリ言わせてもらうぞ。
呼称とかそんなもんどうでもええわ!もっと他に議論してさっさと決めなきゃいけないことが山ほどあるだろうが!いい加減にしろ!

えらくご立腹の河童なのでした。

 

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