6割が週に1回以上キャッシュレス決済を利用|カード大手JCBがアンケート調査

クレジットカードの大手JCBはキャッシュレス決済に関し市場調査を行い、ユーザーの意見や店舗側の声など貴重な調査結果を発表した。

アンケートは全国の20~60代の一般消費者1000名と、20~60代の特定職業従事者(コンビニ/居酒屋のレジ業務担当、タクシー運転手)300名を対象にインターネット調査が行われた。

6割以上がキャッシュレス決済

調査対象者のキャッシュレス決済の利用頻度は、1日に4回以上が3.1%、1日に2・3回程度が6.6%、1日に1回程度が10.6%、週に3・4回程度が17.1%、週に1回程度が20.6%となり、約6割の人は週に1回以上キャッシュレス決済を利用していることがわかった。

また24.2%の人がキャシュレス決済を利用していないと回答した。アンケートから分かることはすでに7割以上の人が何かしらのキャッシュレスキャッシュレス決済手段を持っていることになる。

キャッシュレスじゃないと半数が来店意欲減少

決済方法がお店選びにどれだけの影響を与えるかを調査した結果では、53.5%がキャッシュレス決済ができないお店は次回以降の来店意欲が下がると回答した。

さらに実際に来店を取りやめた経験があるかを調査したところ39.3%が取りやめた経験があると回答した。

店舗側の7割が消費者からキャッシュレス決済の要望

店舗側へのアンケートで消費者から取り扱っていないキャッシュレス決済手段についての要望を言われた経験があるか調査したところ、68.7%が要望を受けたことがあると回答した。

店舗側の8割は金額に関係なくキャッシュレス決済を歓迎

また、店舗側へのアンケートで決済時に現金支払いとキャッシュレス決済のどちらが楽か調査したところ、コンビニ店員の場合は81.0%、居酒屋店員の場合は65.0%、タクシー運転手の場合は64.0%が現金支払いよりもキャッシュレス決済が楽だと回答した。

10月からキャッシュレス決済に最大5%還元

他の先進国に比べキャッシュレス決済が広がっていない日本は、キャッシュレス決済促進のため10月から「キャッシュレス・消費者還元制度」を導入する。

消費税率引上げに伴って開始されるこの制度は、9ヶ月間という期間限定で行われ、消費時にキャッシュレス決済を行った場合最大5%のポイント還元を行う制度となっている。

今回の調査から7割以上の消費者は何かしらのキャッシュレス決済手段を持っていることが伺える。この状態で現金よりもキャッシュレス決済の方がポイント還元で得するというメリットがつけばキャッシュレス決済が使われる可能性はある。

ただ、現在この制度を視野にいれたキャッシュレス事業者が乱立している状態だ。店舗ごとに決済手段を変えたりしなければならない状況も増えつつあり、消費者にとってどの決済手段を選べばいいか分かりづらい状況とも言える。今年の秋にかけて、キャッシュレスが増えるのか、そしてどの決済手段がシェアを拡大していくのか非常に注目されている。

参考:株式会社ジェーシービー / キャッシュレス決済に関する調査

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