アンチドーピングの独立組織ITA 2020年東京オリンピック ドーピング検査でのブロックチェーン技術使用を検討中

tokyo shinjyuku

スイスのローザンヌを拠点にしているアンチドーピングの独立組織 国際検査機関(International Testing Agency:ITA)。
そのITAが今月6日、2020年東京オリンピックでのドーピング検査にブロックチェーン技術導入を検討している、とCNN Money SWITZERLANDが報じました。

CNN Money Swisslands:International Testing Agency eyes blockchain for 2020 Summer Olympics
CNN Money Swisslands:International Testing Agency eyes blockchain for 2020 Summer Olympics

ITAはドーピングの検査計画や検査データの真性保持に対する国家権力や大会主催者などの圧力から、独立した主体の役割を担う組織として2018年に創設されました。

ITA-International Testing Agency
ITA-International Testing Agency

そのITAでは現在、スイスを拠点にしているブロックチェーン企業「BlockFactory」の技術を使用した試作品開発に取り組んでおり、それらを使用して「ドーピング問題」に対処することができるかどうかを調査しているそうです。

BlockFactory
BlockFactory

ITAのBenjamin Cohen事務局長によると、アスリートに医学的理由がある場合は禁止されている薬物を使用することができる「治療上の使用免除」(TUE)という制度に現在焦点を当てており、この制度に関する文書の偽造対策に取り組んでいる、との事です。

Benjamin Cohen氏(ITA内にある氏のプロフィールページより)
Benjamin Cohen氏(ITA内にある氏のプロフィールページより)

その上で、次のように述べています。

東京で初めてこのような取り組みを行うのは野心的だとは思いますが、私たちはそのような野心的な取り組みをする為にいるのです。
ブロックチェーンは偽造対策に対する答えの1つです。

またBlockFactoryとのパートナーシップについては

私たちはプロセスの一部を手ごろなコストで保護する、満足のいく結果を手にできると確信しています。

とも述べているそうです。

2020年の東京オリンピックはスポーツだけではなく、ブロックチェーンなどの技術におていも大きな意味を持ったイベントになりそうですね。

[参考]
・CNN Money Swisslands 6 June 2019:International Testing Agency eyes blockchain for 2020 Summer Olympics
・International Testing Agency:https://ita.sport/
・BlockFactory:https://www.blockfactory.com/
・東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会:https://tokyo2020.org/jp/

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