バイナンスから支援を受けるMimbleWimble技術のモバイルウォレット「アイアンベリー」

オープンソースプロジェクトを支援するBinance Labs Fellowshipプログラムから、初めてのリリースが発表された。

以前にBinance Labs Fellowshipプログラムは3つのプロジェクトを支援することが発表されたが、その中の一つで匿名技術として注目を浴びているMimbleWimbleを使った通貨GRINのモバイル向けのウォレット「アイアンベリー」だ。

MimbleWimbleとは
2019年に相次いでリリースされた仮想通貨BEAM、そしてGRINに採用されている匿名技術。2016年7月にアイディアが公開された。

他の匿名技術は要素を追加し匿名機能を付加しているが、MimbleWimbleでは要素を削ることでプライバシーに加えてスケーラビリティ向上にも貢献するとして注目を浴びている。Mimblewimbleプロトコルではウォレットアドレスなどのアドレスが存在せず、送金情報も記録されない事からプライバシーに優れた構造となっている。

今回のバイナンスからの発表ではアイアンベリーウォレットの説明や開発状況の説明が行われ、iOS用のテスト版がダウンロード可能となっている。

GRIN用のウォレット、アイアンベリーとは

MimbleWimble技術を使ったモバイル用のウォレットアプリで、オープンソースとして公開されている。元々MimbleWimble技術ではアドレスを使わず対話形式で行うため、取引を行うには受金側とまずやり取りを行うことが前提となっている。

現状は使うための最低限の機能しかリリースされておらず、今後の機能として以下を予定している。

●メインネットの立ち上げ
●鍵の回復プロセスの改善
●認証機能の向上(パスワードの変更、TouchID / FaceIDの追加)
●取引所、および支払い処理業者との統合
●Androidのサポート

上記の機能はバイナンスラボの支援期間中に実装する予定としており、バイナンス支援期間が終わってからもユーザーインターフェースの改善など使いやすさを向上させていくとしている。

参考:Binance Labs Fellow: Ironbelly, an Open-Source Grin/MimbleWimble Mobile Wallet

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