世界をリードする決済ネットワークの構築を目指す「Initiative Q」。11月末にはついに参加人数が500万人を突破した。200万人到達との発表があってからわずか1ヶ月で更に倍以上に増えたことになる。
そんな破竹の勢いで拡大を続ける「Initiative Q」からプロジェクトの進捗に関して新たな情報が届いた。
Quick update: We are working hard on the Initiative Q mobile application. This app is the first element of the Initiative Q payment system and will serve as the basis for the future payment app. Stay tuned! pic.twitter.com/dt4DlqeOZz
— Initiative Q (@InitiativeQ) 2018年12月11日
驚くことに既に「Initiative Q」モバイルアプリケーションの開発が始まっていた。ロードマップ上では参加者募集キャンペーンを2019年半ばまで実施し、その結果大規模なユーザー数が集まった場合に開発に入る予定となっている。ということはつまり、募集開始から半年で目標としていたユーザー数の最低ラインは確保できたということなのだろう。
そして気になるのはこの「Initiative Q」の基礎となるモバイルアプリケーションの機能だ。公式サイトの説明に当てはめるならば、以下のような機能を持つと思われる。
(1)店舗訪問時、欲しい商品のバーコードを携帯のカメラでスキャンするだけで購入ができる
(2)レストランでは食事後ウェイターを呼ぶこともなく勝手に精算される
(3)オンラインショップでのフォーム入力は不要となり、ワンクリックで支払い確認ができる
(1)に関しては既存のセルフレジとあまり変わらない気がしないでもないが、いずれも決済時の煩わしさを排除しようというものだ。
いよいよ開発にも本腰を入れ始めた「Initiative Q」。まだまだ気の早い話ではあるが、当初のスケジュールを半年も前倒して開発が進んでいるということは、「Initiative Q」がリリースされる時期も2021年後半から同年前半へと前倒しされるかもしれない。
「Initiative Q」の進撃は続く。