普段は価格のチャートばかりに目が行ってしまい、あまり注目されていないコインのアイコン。しかしながらアイコンはコインの顔であり、トレードマークであり、コインの持つイメージにもつながるとても重要な意味を持つものです。
FINTIDE編集部はこのたび、コインマーケットキャップにリストアップされているおよそ2000もの仮想通貨の中から優れたアイコンデザインを独断と偏見で勝手にランキング。時価総額の大きさや有名無名は関係ありません。あくまでもアイコンのデザイン性でのみジャッジ。今回は“動物”をモチーフにした作品のベスト10を発表します。
【第10位】HOdlcoin(HODL)
リスをモチーフにした可愛らしいデザイン。正直なところ犬とも猫とも取れなくもない微妙なデフォルメ感が何とも言えません。
【第9位】Turtlecoin(TRTL)
亀の甲羅をモチーフにしたデザイン。コインの名称そのままに非常にわかりやすくシンプルなデザインになっています。
【第8位】BunnyToken(BUNNY)
ウサギをモチーフにしたデザイン。ちょこんと座った横向きのウサギの姿が愛らしくもあり、背景のピンクがどこか艶かしくもあり、バニートークンの特徴を見事に表現しています。
【第7位】Swarm(SWM)
折り紙の鶴を横から見たようなデザインで、日本人にとってはどこか親しみを感じます。オレンジと白の2色でシンプルかつスタイリッシュに仕上がっています。
【第6位】Fox Trading(FOXT)
キツネをモチーフにした幾何学的なデザイン。三角形だけを複数使ってキツネというシルエットを誰の目にもわかるように見事に表現しています。赤系と黄系の色のグラデーションも綺麗です。
【第5位】DxChain Token(DX)
立体的なフタコブラクダのデザイン。ラクダと言えばおとなしく砂漠をゆっくり歩いている姿を思い浮かべますが、このラクダは走っているように見えます。このデザインからはそんなラクダの持つ静と動の相反する力が感じられます。
【第4位】Penguin Coin(PENG)
コウテイペンギンを丸でまとめたシンプルなデザインでありながら、差し色ともなっている首の部分の黄色が紺色のラインに映えてついつい目を惹かれます。
【第3位】BlockCAT(CAT)
パッと見た感じはクマにもイヌにもネコにも見えますが、コインの名称から察するにネコとブロックを融合したデザインになっています。白をベースに耳と鼻の黒以外余計なものを一切排除したデザインに潔さを感じます。
【第2位】Blue Whale Token(BWX)
コインの名称どおり青いクジラをモチーフにしたデザイン。丸の中に顔大きめ、尻尾小さめの秀逸なバランスのクジラを浮かび上がらせています。青の色味、先の細さにもセンスを感じます。
【第1位】Dogecoin(DOGE)
日本の柴犬がモチーフにしたデザイン。油絵のようなタッチで描かれた柴犬はどこか肖像画のようであり、気品ある雰囲気を醸し出しています。単に柴犬のデザインだけで留めず、顔の前に思いっきり半透過の「D」の文字を被せてきているところも見事です。柴犬の眼力効果もありとても印象に残る素晴らしいデザインです。
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「仮想通貨アイコンデザイン・ベスト10【動物編】」いかがでしたでしょうか。いずれもコインの顔だけあって、デザインされたアイコンの動物たちからは強いエネルギーを感じました。今回は動物編でしたが、次回はまた違ったカテゴリーでベスト10を選出してみたいと思います。お楽しみに☆