仮想通貨取引所HuobiグローバルがICOを代理販売|第一弾「TOP Network(TOP)」とは?

世界130ヶ国でサービス展開する仮想通貨取引所の大手Huobiが、スタートアップ企業のICOを代理販売するプログラム「Huobiプライム」を開始した。

Huobiの公式発表によれば、厳格な評価基準、上場手数料ゼロ、独自の価格制限機能により、低コストでユーザーに投資機会を提供でき、リスクを最小限に抑えたプログラムだと発表している。

旧ビットトレードとの提携により、金融庁にて認可された仮想通貨取引所として正式に日本進出を果たしたが、今回のHuobiプライムは世界版のHuobiグローバルにて展開され、3月26日から販売が開始される。

Huobiプライム実施概要

Huobiプライムで取り扱われるICOは以下のような手順で販売される予定となっており、Huobi独自の販売方法を採用している。

 手順1.審査 世界の優良プロジェクトの中からHuobiが審査を行いトークンを調達。
 手順2.上場 Huobiが発行するトークンHuobi Token(HT)との取引ペアで上場させる。プロジェクト側からトークンの供給(売り)が行われ、HTを持つ投資家が購入のために参加(買い)できる。
 手順3.販売 適正な販売価格を保つため価格制限機能(固定価格)が導入された状態で、複数回の売買期間が設定される。
 手順4.取引 このHuobiプライムプログラムを通じて上場したトークンは、後日HT、USDT、BTC、ETHの取引ペアをサポートする。(Huobiグローバルの場合)

価格制限機能(固定価格)で上場してトレード

通常、ICOは決められた期間に販売され、申し込みに対して後日ICOトークンが配布されることが多いが、HuobiではHTで取引ペアを作ってまず上場させ、従来のトレード方式で販売することが大きな特徴となっている。また従来のトレード方式では価格変動が激しくなり投資家が不利になるが、Huobiの持つ価格制限機能を使って固定価格に保ちながら複数回に渡って販売される。

上場してトレードするため聞こえ方は雑な印象だが、実際は固定価格でトレードされるため資金調達としての役割は変わらず、Huobiユーザーにとっても慣れた売買画面での操作が予想され効率的であることが予想される。

Huobiプライム第一弾「TOP Network(TOP)」とは

公式ページより

 
TOP NetworkはあらゆるDappsをサポートすることができる、DAG(有向非巡回グラフ)を利用した高性能なブロックチェーンプラットフォームだ。

公式ページでも比較されている通りプラットフォームとしてはEOSに近い機能を有しており、メッセージング、通話、ストリーミング、CDN、IoTデータ共有、ストレージ、その他分散型ネットワークの構築など、使い方次第で様々なシーンに使えるのが特徴となっている。

TOP Networkはストレージプロトコルに基づいて構築されており、ネットワーク内のストレージ容量を持つすべての参加者がサーバーとして機能し、関連サービスをユーザーに提供できる。

HuobiプライムでのTOP Network(TOP)販売概要

 トークン名:TOP Network(TOP)
 合計トークン供給:20,000,000,000 TOP
 Huobiプライム配分:1,500,000,000 TOP(合計トークン供給の7.5%)
 販売期間と販売数
  第1回 2019/03/26 22時~22時29分59秒(日本時間)
      価格 1TOP=$0.00177
      販売数 300,000,000 TOP
  第2回 2019/03/26 22時30分~22時59分59秒(日本時間)
      価格 1TOP=$0.00213
      販売数 450,000,000 TOP
  第3回 2019/03/26 23時~23時29分59秒(日本時間)
      価格 1TOP=$0.00255
      販売数 750,000,000 TOP
 取引ペア:TOP/HT
 購入制限:アカウントにつき1000ドル相当
 ウェブサイトhttps://www.topnetwork.org
 ホワイトペーパーhttps://www.topnetwork.org/whitepaper

バイナンスのローンチパッド再開以降、続々とICOの代理販売が登場

世界で行われた資金調達方法であるICO(イニシャルコインオファリング)は、各国の規制などにより、2018年3月のピーク17億ドルから2019年2月の1億7000万ドルと約10分の1まで激減している。

しかし、大手取引所のバイナンスがICOを販売代行するローンチパッドプログラムを2019年1月に再開すると、各ICOは数十分で完売するなど投資家から大きな需要があり、あらためてその人気が確かめられた結果となった。こういった背景を受け、さまざまな取引所がICOの代理販売に乗り出している。

第1回目のHuobiプライムが成功すれば、第2、第3のICO販売が企画されることが予想されている。

参考:Huobi Global will list TOP Network through “Huobi Prime” on March 26, 2019

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