ヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)が一般公開|広告、医療、データベースアプリも同時公開

次世代技術と注目されているヘデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)が予定通りメインネットのベータ版を公開した。一般公開により口座開設や、開発者は自由に分散型アプリ(Dapps)の開発が行える。また、メインネット公開と同時に26ものアプリも稼働が開始された。

ヘデラ・ハッシュグラフはコンピューター科学の専門家リーモン・ベアード(Leemon baird)氏が開発したハッシュグラフ分散型アルゴリズムを使った分散型台帳で、航空機メーカーのボーイングや、IT大手のIBM、インド通信大手のTATA Communications、同じく通信大手のドイツテレコム、そして日本からは野村ホールディングスなどがヘデラ評議会に参加するなど多方面から注目される次世代技術だ。

ブロックチェーン構造ではなく、点と方向性を持った線で構成されるハッシュグラフ構造を持っており、承認時間が短く手数料も低い特徴を持っている。今回のプレスリリースでは通貨トランザクションは秒速1万取引に”制限”されていることが発表された。今後スマートコントラクトやファイルサービスの速度を2019年後半にかけて高速化していく。

今回のメインネット公開にあたりヘデラ・ハッシュグラフのCEOは以下のように発表した。

CEO、マンス・ハーモン氏
オープンアクセスと同時に様々なアプリケーションが稼働し、ミラーノード(読み取り専用ノード)やヘデラの普及を促進するツールが公開されたことをとても嬉しく思います。当初からヘデラに信頼を寄せ、サポートをして頂いた方々に心から感謝します。それぞれのプロジェクトがより公平、セキュア、そして分散されたインターネットを実現していくのか楽しみです。

共同創業者兼チーフサイエンティスト、リーモン・ベアド氏
世界中の開発者をヘデラプラットフォームにご招待します。どのようなものが創造されていくのかとても楽しみです。オープンアクセスと同時に運営審議会メンバーのノードも稼働しはじめ、業界でもっとも非中央集権的な公開ネットワーク構築に向けて次のステップを踏みました。

同時公開された分散型アプリケーション抜粋

ADPROV:アドテック業界に存在するデジタル広告の詐欺や矛盾を特定、検証、除去。
ADSDAX:広告業界に存在する詐欺や不透明性の問題を解決。
ALL OVER CHAIN:資産のトークン化、保管、トレーディング、決済を可能に。
ARMADA CHAIN:プライバシー保護を維持し、サプライチェーンデータの共有と可視化。
BINSIGNIA:バイナリーファイルの署名、認証及びデータ整合性の確保。
CARBON:ステーブルコイン。
CERTARA:ヘデラ上の医療データを収集と分析結果を活用し、医療トレーサビリティーを実現。
CHAINLINK:ヘデラ上のアプリにオラクルを提供し、オフチェーンデータとの連携を可能に。
COINSQUAD:仮想通貨関連のあらゆるサポートをするヘルプデスクの役割。
EARTHTILE:環境価値の活用やトークン化。
EVEC:IoTアプリの開発を容易にする分散型IoTプラットフォーム。
HASH-HASH:ヘデラ・ハッシュグラフ「ブロックエクスプローラー」の役割。
HASHING SYSTEMS:分散型ドメイン取得サービス。
HBARPRICE:hbarウォレットの開発。
HEX:分散型取引所(Dex)
HMANAGER:ヘデラ・ハッシュグラフの仮想通貨やファイルサービス活用のツール
INTELLECTUAL PROPERTY VAULT:デジタル文章の保存、署名、管理をするWebアプリ。
LONESTAR DATA TECHNOLOGIES:あらゆる業種に分散型サイバーセキュリティを提供。
MYEARTH.ID:自己主権型アイデンティティを可能に。
MYHBARWALLET:無料オープンソースのヘデラウォレット。myetherwalletのヘデラ版。
OTRAFY:飲食業界のデータ収集によるトレーサビリティーや食の安全に貢献。
PLAYHASH:宝くじアプリ。
POWER TRANSITION:PtoP電力取引を可能にするiMaaSプラットフォーム。
REJOLUT:スマートコントラクトの稼働を容易にする。
TUNE.FM:音楽業界を再編し、アーティストとファンを直接繋げるプラットフォーム。
ZABO:仮想通貨ウォレットとアプリケーションの統合を容易にするAPIを提供。
 ※抜粋はすべてプレスリリースより引用

参考:プレスリリース/ヘデラ・ハッシュグラフ」の一般公開と同時に26の次世代分散型アプリケーション(Dapps)が稼働開始

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