5月から全米で放映されているCM|資産運用会社グレースケール(GRAYSCALE)

4000ドル前後で取引されていた今年3月のビットコイン価格に比べ、4月の取引価格は約1000ドル上昇しました。そして5月、さらに価格を2000ドル以上上昇させ現在は8000ドル台目前となっています。

このビットコイン価格の急騰を後押ししたと言われているのが、5月2日より全米で放映されている仮想通貨投資会社グレースケール(GRAYSCALE)のCMです。その内容はこちら。

「金ではなく仮想通貨へ」というメッセージ内容ですが、テレビCMというだけあって仮想通貨ファン以外の人々にも広く目に届いたことが予想されます。

実際にはビットコイン価格は4月から上昇していたので、CMが急騰の原因ということではありません。むしろ、仮想通貨の印象が良くなりつつある時期を見計らってCM放映が開始されたという見方の方が正しいと思われます。ただこういった世間的な認知向上は価格の後押しをした部分もあるのではないでしょうか。

コインマーケットキャップより

日本でCMと言えばコインチェック

日本でCMと言うとやっぱり思い出してしまうのが、出川哲郎氏が出演したコインチェックのCMです。この時もCMが原因で急騰したと言うより、価格上昇中で世間の注目度も高まった時期に合わせるように2017年12月中旬から放映が開始されています。ただこのCM放映後にビットコインの最高価格となる2万ドル台を記録しました。

コインチェックプレスリリースより

(ちなみに日本ではCMは行き過ぎた投資を助長するということで、今後一定の規制の下に行われることになっています。)

今回の資産運用会社グレースケールが放映したCMも仮想通貨投資を宣伝する内容となっており、効果を最大限に得たいということでこの時期が選ばれたと考えられます。CM放映はお茶の間の仮想通貨に関する印象が良くなっている時期と見ていいのではないでしょうか。

取引所ジェミナイのニューヨーク広告ジャックは早かった?

もしそうならば、今年1月にニューヨークで大規模に行った取引所ジェミナイ(GEMINI)の広告攻勢はちょっと時期が早かったんじゃないでしょうか。なにしろビットコイン価格はどん底の3000ドル台を推移していました。

投資タイミングとしてはベストですが、あの時期に新規口座開設を獲得するのと、高騰している今現在広告展開するのでは効果がかなり違うことが想像されます。もう3ヶ月、CM企画を遅らせれば、ジェミナイも効果を最大限に得られたかも知れません。

参考:コインチェック プレスリリース:ビットコイン取引アプリ利用者数No.1「コインチェック」新CMスタート

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