GEMINIのウィンクルボス兄弟、AMA(何か質問ある?)発言全文

ニューヨークタイムズ誌やニューヨーク街中に大規模な広告攻勢をかけている米取引所Geminiを運営するウィンクルボス兄弟が、広告露出に合わせAMA(Ask me anything)を実施したのでその主な発言を以下にまとめます。

GEMINIとは
フェイスブック創業時を描いた映画「The Social Network」でも有名なウィンクルボス兄弟が、米政府認可のもと2014年から運営している仮想通貨取引所。ウィンクルボス兄弟はビットコインETF承認にも尽力しており審査は継続中。またステーブルコインGeminiドルも発行し普及を目指している。若いころはボートのオリンピック選手としても活躍した。

AMAスレッドより

 

質問:映画の表現はどれほど正確ですか?(映画「The Social Network」)
Cameron Winklevoss:素晴らしい映画で素晴らしいストーリーですが、実際の話とは違いがあります。

質問:Bitcoinが仮想通貨のナンバー1だと思いますか?
Cameron Winklevoss:ビットコインは確かにオリジナルの通貨ですが、やり取りしやすいものではありません。ただ資産を保管するという観点では長期的に見てもおそらくBitcoin以上のものはありません。

質問:2014年に行われたAMA(Ask me anything)では、ビットコイン4万ドルと予想しました。まだそう思っていますか?
Tyler Winklevoss:ビットコインに関する予想は変わりません。私たちはビットコインが金より優れていると信じています。予想が正しければ約7兆ドルの金の時価総額を上回るでしょう。

質問:仮想通貨の「成功」とはどのようなものですか?
Tyler Winklevoss:成功と呼べるのは今日のインターネットがはっきりと違うもの、将来分散型でオープンなものに変化したときです。現在の通貨ではできない、Eメールのような感覚で送金できたりすることです。

1年間365日いつでも少額送金ができます。送金がEメールのように手軽にできるようになる未来を想像してください。

質問:あなたが(二人一緒ではなく)一人だと認識されますか?
Cameron Winklevoss:たまに認識されますが、ほとんどいつも一緒です!

質問:Monero / Zcashのような匿名通貨に対する規制当局の反応をどのように見ていますか?
Cameron Winklevoss:NYDFS(ニューヨーク州金融サービス局)がZcashの取引およびカストディ業務を正式に承認しました。(2018年5月)

質問:「法定通貨」対「仮想通貨」、「仮想通貨」対「仮想通貨」、どちらが長期的に利用されると思いますか?
Cameron Winklevoss:今のところ法定通貨交換所は仮想通貨にとって極めて重要ですが、将来は法定通貨を含めすべてが仮想通貨になっている未来を想像します。(たとえばジェミナイドルのように)

質問:直近、ETF承認への道すじを教えてください。また長期的に見てSTOをどう思いますか?
Cameron Winklevoss:素晴らしい質問です。私たちは委員会(SEC)の懸念点を理解しており、以下のステップでそれらに対処します。

・市場ルール – 規制に基づいた市場を育成するためにこのルールを設定しました。

・市場監視 – Gemini市場を監視するために、Nasdaqのスマート監視テクノロジーを採用しました。

・市場監視チーム – 社内組織を編成し、詐欺行為などを監視します。

・仮想通貨協会(Virtual Commodities Association) – 仮想通貨取引所の業界主催の自主規制団体の立ち上げに尽力しています。

私たちは引き続きETF実現に向け頑張ります!

質問:「市場監視」は管理主義社会を思わせます。仮想通貨の繁栄と矛盾があります。
Cameron Winklevoss:それはわかっています。監視というと実際よりも悪いイメージに捉えられてしまいます。言い方にはもう少し工夫が必要ですが、監視するための装置や仕組みではないんです。市場監視は株式およびデリバティブ市場では一般的なので、単に仮想通貨業界にその良い手法を取り入れるだけなのです。

質問:ニューヨークで展開している広告のスローガンに”Gemini: The REGULATED Cryptocurrency Exchange”が掲げられています。背景を教えてください。
Cameron Winklevoss:万人受けしないし最適とも思っていませんが、活気にあふれた経済には考え抜かれたルールを持っています。あなたも無法地帯で繁栄するなんて思えないはずです。

このように思っている取引所やカストディアンが私たちだけではないことは明らかです。私たちにとってこれらは重要で、発信リーダーになるよう懸命に取り組んでいます。

質問:あなたの交換所は最新のビットコイン技術に対応していないのはなぜですか。Segwitやトランザクションのバッチ処理などは有用でネットワーク全体にも役立ちます。
Tyler Winklevoss:私たちのBitcoinホットウォレットは、SegwitがPieter Wuilleの目に留まる前に作られました。Segwitへの対応は簡単ではありません。

そこで、Segwit、トランザクションのバッチ処理、Bech32アドレスへの対応などの機能をサポートする新しいホットウォレットを一から構築しました。Zcash、Litecoin、およびBitcoin Cashにはその新しいシステムを使用しています。

そしてBitcoinにも新しいシステムに移行できるよう取り組んでいます、そしてそれはQ1にリリースされるでしょう。

質問:エンジェル投資家として、基準の特徴はありますか?
Cameron Winklevoss:私たちは起業家本人や経営陣を目を向けます。そして市場規模などを見極めます。短期的な理想は避け、そして角は切らないようにしてください。

質問:あなたは何ビットコイン持っていますか?
Cameron Winklevoss:サトシほど多くありません!

質問:伝統的な証券のトークン化(セキュリティートークン)について意見を聞かせてください。
Tyler Winklevoss:私は大賛成です。2019年には、実際にSTOの使用例が確実に見られるようになると思います。これは時間の経過とともに成長し続け、活気を取り戻すことになるでしょう。

質問:オックスフォード大学の思い出は?
Cameron Winklevoss:ハリーポッターが行ったのでオックスフォード大学を選びました。

質問:Craig S Wrightについてのあなたの考えは?
Tyler Winklevoss:彼がサトシだと信じるのはたぶん正しく(Wright)ありません。

質問:ライトニングネットワークをサポートする予定はありますか?
Cameron Winklevoss:私たちはLightning Networkの進捗を常に確認しており、サポート出来るよう準備しています。

質問:ステーブルコインは仮想通貨市場にどのようにフィットすると思いますか?決済会社と競合しますか?
Cameron Winklevoss:私たちは米ドルをブロックチェーン上に乗せるためにGeminiドルを作りました。Dappsや仮想通貨サービスで利用できます。はい、決済にも利用できますが、既存の決済ネットワークと競合するというより新しい未来について考えています。

質問:2019年に規制当局とどのように関わっていく予定ですか?仮想通貨協会(Virtual Commodities Association)としての計画を教えてください。
Cameron Winklevoss:2019年に向けて仮想通貨協会は専門家で構成されるチームを作り、市場監視、保管、市場の規制などを健全化を確立させる予定です。仮想通貨協会には財務、元規制当局、コンサルティング会社、法律事務所の専門家が含まれます。

必要なルールを仮想通貨交換所とその管理者に提供する予定です。これらのルールは取引所とカストディアンが事業を行う基礎となり投資家保護と透明性を高めます。

また一方でこれらの自主規制ルールは、ETF審査における価格操作と透明性のなさを指摘するSECの懸念に対応することにもつながっています。

質問:あなたのうちの1人は記憶バンクを使って複製されたというのは本当?
Tyler Winklevoss:ノーコメント

まとめ

発言ももちろん気になりましたが読むにつれ、徐々に二人の激似ぶりの真相が気になる結果になったAMAでした。

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