米仮想通貨取引所のジェミナイ(Gemini)が機関投資家向けサービスを拡充

ウィンクルボス(Winklevoss)兄弟が運営する米仮想通貨取引所のジェミナイ(Gemini)が、機関投資家向けのサブアカウントサービスを開始した。

仮想通貨取引所を運営するジェミナイは仮想通貨取引サービスを提供する上での政府認可の他、カストディ業務についても正式認可を受けるなどコインプライアンス重視の運営を行っており、機関投資家からの支持も厚い。今回サービス開始するアカウントサービスは、以前から機関投資家から多く要望とした上がっていた機能であり複数のアカウントを管理する機能だと発表した。

アカウントサービス概要

複数アカウント
1つのマスターアカウントの元に、無数のサブアカウントを作成できマスターアカウントにてサブアカウントの管理を行える。

権限設定
各サブアカウントごとに権限設定を行うことができ、マスターアカウントで管理が行える。

API機能
マスターアカウント、サブアカウントのどちらもAPI機能を利用できる。

サブアカウント間の送金
サブアカウント間で仮想通貨または法定通貨を無料で転送することができる。

割引サービス
サブアカウントを含めたすべてのアカウントにて取引量の総計が算出され手数料の割引が適応される。

Geminiサービスを顧客に提供
機関投資家の顧客向けにサブアカウントを作成し、Geminiサービス自体を顧客に提供することができる。

Gemini事業を順調に拡大

ジェミナイは今年の6月にシカゴオフィスを開設した他、8月にはオーストラリアのユーザー向けにサービスを開始したことを発表した。事業は順調に拡大しており、現在はプエルトリコ、カナダ、香港、シンガポール、韓国、英国、オーストラリアの計8ヵ国でサービス展開している。

今後、増加すると予想されている機関投資家向けサービスの拡充も行い、創業者であるウィンクルボス兄弟はGemini事業を着々と拡大している。

ジェミナイ(GEMINI)とは
ジェミナイ取引所のウィンクルボス兄弟は、フェイスブック創業のきっかけを作ったとされ、そのドラマを描いた映画「The Social Network」にてその名が大きく知れ渡った。

若いころはボートのオリンピック選手としても活躍したが、その後ビットコインに投資し2014年からは仮想通貨取引所を開設した。仮想通貨の関連事業を多く手掛けビットコインETF承認にも尽力、現在もETF審査は継続中である。

その他、ステーブルコインGeminiドルの発行や、政府認可カストディアンとしてもサービス展開しており仮想通貨業界での存在感は増すばかりである。

参考:Introducing Sub-Accounts for Institutions

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