ステーブルコインは金融規制を最高水準で満たす必要がある

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17日、18日に行われたG7財務大臣・中央銀行総裁会議の内容が財務省のサイトで発表された。

その中で、リブラだけでなくステーブルコインやその他の開発されている様々な金融商品には、規制やシステミックな懸念や課題があるとし、これらの懸念や課題は、サービスローンチ前に対処する必要があると述べた。

規制上の懸念に関しては、ステーブルコインのイニシアティブや運用者が「金融システムの安定や消費者保護を脅かさないこと」、「マネロン・テロ対策をはじめとする金融規制を最高水準で満たす必要がある」としている。

また、決済・市場インフラ委員会(CPMI)議長であるブノワ・クーレ氏が束ねるG7ステーブルコイン作業部会の報告を受け、さらに上記のような課題に対する詳細な検討が必要と述べ、勧告を含む同作業部会の最終報告をIMF世銀年次総会までとした。

総裁会議後に開かれた記者会見で、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は、ステーブルコインに対して成功の見込みがあるが、ユーザーはリスクを把握する必要があるとし、

全ての疑問が解消されなければステーブルコインの発行は実現しない

と指摘した。

リブラに関しては、通貨主権や国際通貨システムの機能にも影響するという認識で一致したが、一方で、こうした取組が、越境決済システムや手数料の改善になるとの見解を示している。

参考:財務省ロイター

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