知らぬと言えないFinTech

みなさんは「FinTech」という言葉をご存知ですか。数年前からあちこちで使われるようになって、今では知っていて当然の如く文章に組み込まれている言葉。それがFinTech。

後輩「先輩!最近おすすめのFinTechサービスありませんか?」
先輩「ふぃっ!?」
後輩「FinTechですよ、FinTech。色々流行ってるじゃないですか~…え、まさか先輩…」
先輩「は!?知ってるし、ふぃんてっくだろ?ふぃんてっく。知ってるに決まってんだろ!!!」
後輩「ふ~ん、じゃ先輩は何のサービス使ってるんです?」
先輩「えーと、アレだアレ、そうそう、アレ使ってるよアレ…」

こういう場面を目撃したわけでも無いですし実際にあるかどうかはわかりませんが、言葉自体は見聞きした事あっても実際の意味や、使われているサービスを聞かれた時に答えられなかったり知ったかぶりをしてしまったり、なんてことありませんか?
世の中の流れによって少しずつ持つ意味や、使われる場面での意味が変わり(進化し)つつある言葉ではありますが、ざっくりと覚えて行ってください。

金融と技術のコラボレーション

FinTechという言葉、そもそもが造語です。知らない人でも薄々は気づいていたかもしれませんが、Finance(金融)とTechnology(技術)をフュージョンさせてFinTechという言葉が出来ています。言葉自体は日本でも2000年より前からとある会社の社名として存在していたり、金融機関のITシステム等を呼ぶ言葉として使われていた事もあるようですが、最近使われている意味での「FinTech」は、リーマンショック以降に金融機関への不信感等から新しい金融のあり方を求め、金融サービスを立ち上げるIT企業が増えたことによって広まりました。

つまり、現在のFinTechの意味として使われる多くは、金融がITを使ってサービスする事を指すのではなく、ITの技術を使って新たな金融サービスを行うことと言われています。

進まない日本のFinTech

海外に比べると、どうしても遅れを取っている日本のFinTech分野。原因としては、金融機関に対する信頼度やITサービス充実度、金融における決まりごとが海外と異なるためで、日本では銀行等が行うサービスが結構充実しているために今まで需要が低かったということや、FinTech分野参入に際しての障害の多さ、認知・理解度の低さに加え、デジタル通貨よりも現金主義のお店がまだまだ多い等考えられるのではないでしょうか。

ただ世界のFinTech動向に促されるように、国としても研究会の立ち上げなどによってFinTech分野への取り組みを始めていたり、まだ広く一般に知られているわけではありませんが様々な企業がサービスを展開していますので、これからの発展に期待をしていきたいところです。

次の段階へ進む世界のFinTech

FINTIDEのメインテーマの一つでもあるICOの世界では、次世代のFinTechサービスを目指すプロジェクトが数多く出てきています。ブロックチェーンやAIを使ったスマートコントラクト等がそれにあたります。既存の支払いシステム等をブロックチェーンやAIに置き換える事で新しい潮流(Tide)を起こそうというものです。意図せず弊社サイトの名前(FINTIDE)につながってしまいましたが、世の中の流れから同様のプロジェクトやサービスは今後どんどん増えて行く事は明白ですので、FinTechの向かっていく方向は注視しておきたいですね。

FinTech事例

最後に、日本におけるFinTechサービスはどのようなものがあるのか、情報通信白書を見てみましょう。

参考資料:総務省 平成29年版 情報通信白書 第1部第2節 2(1) FinTech

情報通信白書の中でも皆さんが良く見聞きするものとしては、決済系サービスのLINE PayApple Payが有名なところですね。また、家計簿アプリのマネーフォワードだったり、仮想通貨取引所のZaifbitFlyer等もFinTechサービスです。世代によって使っている人が偏ったりはあるかもしれませんが、意外と身近なところにもFinTechのサービスは見られるようになってきています。

気づけば生活に溶け込んでいたり、技術がかなり進歩していたりするFinTech。これからの動向に注目して行きましょう。

関連ワード:FinTech初心者
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