Federal Bankと提携したRipple(リップル)ニュースの注目すべき点とは?

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Federal Bankと提携したRipple(リップル)ニュースの注目すべき点とは?

ボンベイ証券取引所(BSE)によると、インドのFederal Bank Ltd.が、ネットワークを介したクロスボーダー送金のために、ブロックチェーン送金サービスを提供しているRipple Inc.(リップル)とパートナーシップを締結したことを発表しました。

リップルは、積極的に新しいパートナーシップを開拓しており、このパートナーシップは、Federal Bankにとって新しい送金手段の手助けになるとしています。

そして、昨日28日に、Federal BankのMD&CEOのShyam Srinivasan氏と、リップルのシニアバイスプレジデントのJohn Mitchell氏が、パートナーシップ契約に署名したと伝えています。

パートナーシップの詳細については、報じられていませんが、wikipediaによるとFederal Bankは、800万の顧客(※1)を抱えており、内120万人がNRIです。
(※1)Federal Bankのサイト上では、約924万人。

「NRI(Non-Resident Indians)」は、インド国籍を保持・取得している国外居住者で、在外インド人のことです。

注目すべきなのはこのNRIで、彼らは国外で働き、そのお金を家族支援のためにインドに送金します。Federal Bankは、インドの海外送金の約17%を処理しており、リップルにとっては大きな顧客ととらえることができます。

今回のパートナーシップは、リップルのプラクティカル・ユース(実用性)を証明するよい機会となりそうです。

参考:BSE