ファクトム/Factom (FCT)の特徴をまとめて解説

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ブロックチェーン技術の特徴を一番良く反映していると言ってもいいプロジェクトFactomについてご紹介します。

2015年から上場しているFactom (FCT)、2018年の仮想通貨全体の落ち込みとともにFactomの価格自体もかなり低迷していましたが、現在またチャートを急上昇中。注目を浴びている理由と共にご紹介します。


Factomとは

ブロックチェーンの一番いいところと言えば承認者がいなくともその存在が証明され改ざんされない点です。やりとりした履歴はすべて記録され、その記録は簡単に閲覧できます。

こういったブロックチェーンの特徴と相性の良い使い道として、通貨以外では契約や権利証明などがあります。例えば役所の個人戸籍や、土地の権利書などです。こういったものは役所などの政府機関が中央管理して証明してくれてますが、ブロックチェーンを応用すれば中央集権的な役割もなく、いつ記録されたか、それがどのように移動(更新)したかが証明されコストも大幅に削減できるでしょう。

こういった特徴をいち早くプロジェクトにしたのが2014年に発足し2015年にICOを行ったFactom Incです。文書の証明ということをキーワードに特定の利用シーンに合わせるのではなく、それらの記録を管理することに特化したプラットフォームとして産まれました。

公式ホームページでも紹介されていますが、そのFactomプラットフォーム上で利用されるシーンは多岐に渡ります。文書に関しては契約証明とその更新管理、履歴に関して例えば移動履歴や医療での履歴、プラットフォーム上では独自のトークン発行も行えるため通貨利用も行えます。

さらにそれぞれの用途に合わせたソリューション提供も行っており、プロジェクトの運営も3年以上ということでブロックチェーン技術を使った総合システム開発会社といったイメージが近いのかも知れません。

資金調達後も順調に開発を進めていますが、それではなぜ今チャート急上昇するほど再注目されているのでしょうか。

2018年11月に再注目されている主な理由

住宅ローンのソフトウェア、ソリューションを提供しているイクエイター(Equator)がFactomプラットフォームを使うことが発表

プレスリリース文 公式ページより
https://www.factom.com/company/news/press-release/equator-blockchain-solution/

NASDAQ上場企業で保険や金融など不動産関連の様々な事業を展開する大手Altisource(アルティソース)、その子会社で住宅ローンソフト専門のイクエイター(Equator)がFactomのプラットフォームを使うことが2018年11月13日に公式発表されました。

 

スイスで行われるMicrosoft Azureのミートアップに登壇

今年5月にマイクロソフトが発表したブロックチェーン技術を早期導入できる総合サービスAzure Blockchain Workbench。各地でミートアップが開催されていますが、2018年11月29日にスイスで行われるイベントにFactomのNiels Klomp氏の登壇が発表され、マイクロソフトとの共同で行う事業内容について詳細が発表される予定になっています。

まとめ

特にミートアップ登壇のニュースはマイクロソフトとの提携による期待感から発表直後チャートに反映され、ビットコインキャッシュの混乱による全体的な下落相場の中でも力強い上昇を見せています。

仮想通貨プロジェクトの中では古くから開発を続けてきたFactom。ブロックチェーンの利用としては相性が良く、様々なソリューションがそろっているだけに今後プラットフォーム利用が拡大されるのではないかとあらためて期待が集まっている状況です。

実際のイベント発表も含めて動向を注目しましょう。

基本情報

正式名 Factom (FCT)
発行日 2015年9月
発行上限 なし
ホームページ https://www.factom.com/
ホワイトペーパー https://github.com/FactomProject/FactomDocs/blob/master/Factom_Whitepaper_v1.2.pdf
ソースコード https://github.com/FactomProject
取引所 coincheck、Poloniex、Bittrex、Upbit、Cryptopia

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