フェイスブックのリブラ、金融関係者の47.8%は将来法定通貨に代わる存在になると思うと回答

24日、日経QUICKニュースが金融関係者に行ったアンケート調査を公表した。日経新聞が伝えたところによると、フェイスブックが発行を目指しているステーブルコイン「リブラ」について、6割以上が評価していることがわかった。

アンケート調査は日経QUICKニュースの情報端末内の特設サイト上で実施され、金融関連会社に勤めている343人に対して行われた。その結果によると仮想通貨リブラについて「賛成」が32.9%、「条件付きで賛成」が33.5%で合計で66.4%だった。また「慎重であるべきだ」は29.4%、「反対」は4.1%だった。

賛成 32.9%
条件付きで賛成 33.5%
慎重であるべきだ 29.4%
反対 4.1%

さらに、勤務する会社でリブラを導入すべきかとの問いは、導入すべきが23.0%、顧客や取引先が使うのであれば導入せざるを得ないが43.4%、導入する必要はないは33.5%だった。将来リブラが法定通貨に代わる存在になると思うかについては、なるが47.8%、ならないが52.2%だった。

概ね賛成だが冷静な結果

米国の規制当局側からは拒絶反応に近い意見が出ていることで話題になっているが、日本国内の金融関連会社に従事する専門家からは概ね前向きにとらえていることが分かるアンケート結果となった。ただやはり導入に関しては冷静な意見が多く、積極的な導入はなく顧客の需要に応じて対応するという冷静な姿勢が伺える。

法定通貨の代替えへの期待は予想以上

また、興味深いのは法定通貨に代わる存在になると思うかについてだが、意見が半々と二つに割れている。ここ最近、規制当局が必死になって対応しようとしているのは、法定通貨の存在を脅かすデジタル通貨をどのように規制していくかということで共通しているが、金融の専門家の約半数は技術進化や通貨のデジタル化は避けられないと考えているようだ。

参考:日本経済新聞/リブラ、市場は肯定的評価 反対4%にとどまる QUICK調査

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