注目の対戦カード Ethereum VS Tron|ビタリク氏とジャスティン・サン氏のツイートバトル

時価総額11位に位置するトロン/TRON(TRX)のコミュニティサイト「TRON LIVE」が、トロンの創業者ジャスティン・サン氏と、時価総額2位に君臨するイーサリアムの創業者ビタリク・ブテリン氏とのこれまでの争いをまとめた記事を発表しました。

今回記事がまとめられたきっかけとなったのはエイプリルフールである4月1日にやりとりされた、両者のツイートにあります。

ジャスティン・サン氏の大きなポスターの前で記念撮影を行ったビタリク氏のツイートは「明るい未来に向かって」と書き込まれ、それに反応したジャスティン・サン氏はひとこと「Love you」とだけ返信されています。

一見すると仲の良い両者のやりとりですが、これまでプロジェクトのライバル心から様々なやりとりがありました。「TRON LIVE」の内容をもとに経緯をご紹介します。

Ethereum VS TRON これまでの経緯

2018年4月6日

ジャスティン・サン氏はトロンプロジェクトのアピールのため、イーサリアムと比較して優れているポイント7つを発表しました。

1. 処理能力
2. 手数料
3. レアリティ維持
4. 開発しやすい言語
5. 強力な拡張性
6. 開発者支援
7. ユーザー数

このアピールに対し、ビタリク氏は皮肉を込めて8番目の利点として「トロンはコピペによるホワイトペーパーの作成能力が優れている」と返信しています。

2018年12月6日
昨年12月、イーサリアムの開発で知られる企業ConsenSysが13%の人員削減を行うことを発表しました。

2018年12月7日
この発表の翌日、ジャスティン・サン氏は、「トロンは他のDappsがトロンプラットフォームへ移住が続く限り、開発者を救うための資金を提供します」とツイートしました。

2019年2月26日
ビタリク氏が、トロンが買収したBittorrentについて語ったインタビューについて言及しました。

BitTorrentを素晴らしいと評したこのインタビューは2017年8月に行われたため、2018年7月にトロンが行ったBitTorrentの買収とは無関係です。例えば、「私はアボカドが好きなので、アボカドを購入した人全員を認めます」と言っているようなものです。

とあくまで過去の発言はトロンの評価とは無関係であると強調しました。これに対しジャスティン・サン氏は

私たちは皆アボカドが大好きです。私はすべてのアボカドの農場を取得しました。今でもアボカドを愛しているなら、私の話を聞いてください。私はあなたに自由にアボカドを与えることができてとてもうれしいです。

と返答しています。

2019年3月14日
ジャスティン・サン氏は、ブロックチェーンサミット「Token2049」にて、プラットフォームとしてライバルであるイーサリアムやEOSと比べてトロンの優れている点を発表しました。

・トロンのの1日の転送量はイーサリアムの3.3倍です。
・トロンの1日のDappsのトランザクションは、イーサリアムとEOSのDasspトランザクションの合計値を超えています。

2019年3月24日

また、24日には以下のようにツイートしています。

トロンが成功したとき、私たちはイーサリアムの記念碑を建てるでしょう。ビタリク氏はブロックチェーン業界に多大な貢献をしたことで記憶に残るはずです。

2019年3月26日
ビタリク氏はUNCHAINEDのポッドキャストにて「トロンよりもイーサリアムのことの信頼し続ける」と発言しています。

2019年4月1日
そして冒頭に紹介したエイプリルフールの投稿へ・・・

雪解けか、それともエイプリルフールの冗談か

非常に仲の良さそうな4月1日のやりとりは、この流れからするとやはりエイプリルフールの一環でアップしたと考える方が自然でしょうか。

仮想通貨プロジェクトは過去に発表された技術力の上に開発される傾向があります。先発のイーサリアムか、後発のトロンなのか?それはさておき仮想通貨ファンとしては、あまり両者のツイートが過激になりすぎず、技術面において切磋琢磨することを望みます。

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