Ethereumアドレスと連携する.luxeドメインとは

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インターネットのドメインを取り扱うイギリス大手企業Minds + Machines Group Limited (MMX)がEthereumアドレスと連携するドメインを2018年8月に取り扱い開始しました。

URLとして実際に使える文字列(例えばwww.sample.luxe)でしかもその文字列をアドレスとして使いEthereum送受金が出来るということで、仮想通貨ファンにとっては今後身近な存在になり得るドメインです。ただ今までインターネットとブロックチェーンの仕組みに触れてきた方にはどういう仕組みなのか疑問が浮かびます。URLがイーサのアドレスとして使えるというのはどういうことでしょうか?経緯から詳しく説明します。

luxeドメイン公式ページ

仮想通貨アドレスは長くて覚えにくい

Ethereumだけの問題ではなくビットコインが産まれたころから叫ばれていた問題としてアドレスが非常に覚えにくいというのがありました。自分のアドレスを覚えいて手動入力している人は皆無で、入力ミスによる送金間違いも仮想通貨界でのメジャーな失敗例ではないでしょうか。

そういった問題に取り組んで解決したのが、昨年2017年4月にリリースされたEthereum Name Service(ENS)です。

インターネットのDNSサーバ(※1)と同じような仕組みを、分散化されたEthereumプラットフォーム上のスマートコントラクト上で実現した画期的なサービスです。英数字からなる長いアドレスをsample.ethのように覚えやすく短い文字列と紐づけることで使いやすさを一段とアップさせました。

※1 DNSサーバとは
192.168.xxx.xxxのような覚えにくいIPアドレスをwww.sample.comのような分かりやすい文字列に紐づけたサービス。インターネットでは自分のホームページをIPアドレスで伝えることはないので、同じように仮想通貨アドレスもそういった仕組みが望まれていました。
Ethereum Name Service(ENS)とは
一定のEthereumを預けることで好きな7文字以上の文字列とイーサアドレスを紐づけることが出来るサービスです。サーバ管理ではなくイーサプラットフォーム上のスマートコントラクトとして動作しています。0.01etherから確保することができ、人気の文字列に関してはオークション制を採用しています。すでに30万件以上の文字列が登録されている注目されているサービスです。

Ethereum Name Service(ENS)公式ページ

 

.ethはドメインっぽいけど違います

.ethという文字列のため少し勘違いしそうですが、当然.ethはURLとしては有効ではありませんでした。

インターネット上のIPアドレスと紐づけているDNSサーバと、Ethereumプラットフォーム上のスマートコントラクトでは仕組みが全く違うためです。

 

.luxeは両方に登録してくれる便利なサービス

しかし今回紹介している.luxeドメインではその紐づけ作業を両方で同時に行い、仮想通貨アドレスとしてもインターネットURLとしても両方使える文字列を提供開始したのです。

Ethereumアドレスに紐づくスマートコントラクトへの登録、そしてIPアドレスに紐づくのDNSサーバへの登録、この両方を行っています。

インタネットサービス大手
Minds + Machines Group Limited (MMX) 公式ページ

実際には、このURLとしてもEthereumアドレスとして使える文字列というのはそんなに難しい事ではありません。それはすでにどちらのシステムも一定以上の期間運用し、サービス提供を行ってきたからです。

それぞれのサービスで使っていない文字列を探し、文字列をどちらのサービスにも登録できるようにした運用の連携だけなのですが、仮想通貨関連の企業や個人には非常に使いやすいものになるでしょう。

 

.luxeドメインの空き状況をチェックしてみよう

日本でトップシェアを誇るお名前.comでも一般公開され、2018年11月にluxeドメインの登録が受け付け開始されました。仮想通貨業界で今後活躍したいと思っているプロジェクトは一度ドメイン名が空いているかチェックしてみましょう。

「お名前.com」イーサリアムアドレスと連携できる新ドメイン「.luxe」の一般登録開始

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