イーサリアム財団から延期されていたコンスタンティノープルの実施概要が正式発表

イーサリアムのプロジェクトを進めているイーサリアム財団からアップデート「Constantinople(コンスタンティノープル)/St. Petersburg(サンクトペテルブルク)」の概要が正式発表された。

実施は7,280,000ブロックで行うとし、2019年2月28日木曜日辺りになることを予想している。

今回行われるアップデートはイーサリアムの3つ目の大型アップデート「メトロポリス」を構成する後半部分に当たる。実際は昨年10月頃に行われる予定だったが延期され、さらに2019年1月に再度実施しようとしたがバグ報告により2度目の延期を余儀なくされた。

公式発表より

 

2つのアップデートが必要

「コンスタンティノープル」のアップグレードには、「サンクトペテルブルク」というアップデートが含まれている。これは前回1月に発見された、更新内容EIP1283での脆弱性に対応するために行われる。当初予定していた「コンスタンティノープル」の内容だけではなく、脆弱性に対応するアップグレードも必要なため、識別のため「サンクトペテルブルク」と名付けたと発表されている。

修正も含めたこの二つのアップグレードは7,280,000ブロックにて同時に行われる。

イーサリアム所有者は何もする必要なし

イーサリアム財団からイーサリアムを所有しているユーザーに対し、何も対応する必要はないと発表されている。利用している仮想通貨取引所やウォレットによっては、入出金を制限する対応などを発表しているところもあるのでそこだけ注意が必要だ。

ノード管理者やマイナーは最新アップデートが必要

イーサリアムネットワークのノード管理者やマイナーは、イーサリアム財団から発表されている最新バージョンのクライアントへの移行が必要と発表されている。

最新バージョンはこちら
https://blog.ethereum.org/2019/02/22/ethereum-constantinople-st-petersburg-upgrade-announcement/

含まれる項目

Constantinople(コンスタンティノープル)
 EIP145: EVM(Ethereum Virtual Machine)のビット単位シフト命令
 EIP1014: スキニークリエイト2(まだ存在しないコントラクトにコミットしオフチェーン取引を可能に)
 EIP1052: コントラクトコードのkeccak256 ハッシュ値を返す新しいオペコード(一部のガス手数料を削減)
 EIP1234: ディフィカルティボムの調整とブロック報酬の調整

St. Petersburg(サンクトペテルブルク)
 EIP1283の削除: 2019年1月に脆弱性が指摘された更新部分の削除

予定通り実施されるか注目

これまで2度の延期によりイーサリアム価格も伸び悩んでいる。

またイーサリアム単体ではなく市場全体にも及ぼす影響もあり、コンスタンティノープルが実際に行われ、イーサリアムが前進するかに注目が集まっている。

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