米ウォール街の大手が出資するErisXとは

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ウォール街の名だたる金融大手が出資するErisXが2019年春頃にサービス開始するニュースが発表されました。

個人投資家や機関投資家に向け仮想通貨に特化した取引サービスを提供する予定で、開始時の取り扱いコインはビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインと発表されています。

開始時の取り扱いコイン

Bitcoin(BTC)
Bitcoin Cash(BCH)
Ethereum(ETH)
Litecoin(LTC)


公式ホームページより

 

ErisXとは

2010年7月に設立されたErisXは米商品先物取引委員会(CFTC)の登録の下、先物取引所を過去7年間運用しており取引所としてのノウハウはもちろん、すでに多くの投資家顧客を持つ企業です。

そのErisXが顧客からの要望に応えるように仮想通貨取引所への進出を計画しています。注目されている要素は米商品先物取引委員会(CFTC)の監督の下サービス展開していくこと、そしてErisXが提供する取引所プラットフォームにて先物取引、現物のスポット契約、そして先物の精算業務が含まれている点です。

これはICEが開始する予定のBakktにも通じるサービス内容で、仮想通貨界に資金流入があるのではないかとそのサービス展開が期待されています。

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Bakktサービスインは2019年1月24日へ延期 2018年11月21日
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CFTCへ申請済みで2019年初頭に認可予想

こちらもBakktにも共通している点ですが、現在はあくまで申請中で2019年に正式に認可を受けてからサービスを開始する予定としています。

すでに過去7年、監督下の下営業を行ってきた経験があります。はっきりした日時の公表はありませんが、承認は時間の問題と見られています。

 

今回の投資金額は2750万ドル

今年10月にも第一回目も投資募集が行われましたが、今回2回目となる投資募集でも金融大手企業がこぞって出資しています。公式ツイッターで発表された今回の募集金額は2750万ドル、30億円とその資金調達も順調です。

調達について公式ツイッターでもニュース掲載

 

金融大手のロゴが並ぶ


公式ホームページより

サービス内容も注目を浴びていますが、もう一つ米ウォール街の巨人がこぞって出資しているところでも、関係者から期待されている度合いが伝わってきます。

・BITMAIN
  ジハン・ウー氏率いるマイニング大手 今回の暴落のきっかけとなったビットコインキャッシュの争いの主役
・C2 Capital
  機関投資家向けサービスも行っているベンチャーキャピタル
・CBOE
  シカゴにある世界有数のデリバティブ取引所
・CMTDIGITAL
  トレーディングデスクや仮想通貨に特化した投資を行う金融会社
・CONSENSYS
  Ethereum FoundationのCOOジョセフルービン氏率いるイーサ最大の開発企業
・Chicago Trading Company CTC
  95年からシカゴにてトレード関連サービスを提供する金融企業
・DIGITAL CURRENCY GROUP
  米取引所CoinBaseや日本ではBitFlyerなど世界中の仮想通貨関連企業に投資
・DRW VENTURE CAPITAL
  決済関連や仮想通貨企業に投資するベンチャーキャピタル。傘下に仮想通貨取引を専門を扱うCUMBERLANDなど
・ED&F MAN Capital Markets
  機関投資家向けの金融仲介会社。ジャンルも様々で世界中の金融商品を取り扱っている
・Fidelity Investments
  世界5大金融会社として数えられる投資信託など金融商品の販売運用を行う金融大手
・Nasdaq
  世界最大の証券取引所の一つ。ベンチャー企業向けの株式市場を提供
・MONEX GROUP
  ご存知コインチェックをバックアップする金融大手
・NEX Opportunities
  FXや債券を扱うNEXグループの金融技術に投資する部門。NEXは先月CMEグループへ
・PANTERA Capital
  サンフランシスコのブロックチェーンや仮想通貨技術に投資する投資会社
・SIG SUSQUEHANNA
  米ペンシルバニアの世界有数の金融企業の一つ。今年仮想通貨取引にも自ら参入
・TD Ameritrade
  30年以上続く金融企業で米国のオンライン証券取引の大手
・TradeStation
  トレード用のアプリや学習コンテンツも提供する金融ソフト企業。MONEXの子会社
・VALOR EQUITY PARTNERS
  SpaceXから飲食業まで幅広く投資する投資会社
・VIRTU FINANCIAL
  マーケットメイキングの専門分野で取引ソリューションを提供する金融大手会社

 

機関投資家向けサービス続々

2018年は仮想通貨界にとって相場的にも冬の時代と言われています。

ただETFやBakkt、Fidelity Digital Assetsなど機関投資家向けのサービス展開のニュースも増えてきました。こういったことが巨大な投資資金を呼び込む結果につながるのでしょうか。

まずはCFTCの登録がスムーズに行われるか、BakktとEricXの今後の動きを注視してください。

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