金融大手が出資する取引所ErisXが先物取引に先駆けて現物取引を開始

Fidelity、ナスダック、MONEX GROUPなど金融大手が出資していることでも注目されている先物取引所ErisXが、シリーズBの第3回目の資金調達を行ったことを発表した。

今回の資金調達ではニューヨーク州でビットライセンスを取得しているニューヨークデジタルインベストメントグループ(NYDIG)も参加しており、そのCOO/CFOのRob Flatley氏がErisXの取締役会に参加したことが発表された。

また、ErisXは今年後半に仮想通貨の先物取引所を目指しているが、まず現物取引のサービスを開始した。米商品先物取引委員(CFTC)からの審査も順調に進み今年後半に先物取引が開始されれば、同一プラットフォームにて現物と先物の両方の取引が可能になる。

公式発表の中でErisXのCEOであるThomas Chippas氏と、ニューヨークデジタルインベストメントグループ(NYDIG)のRob Flatley氏は以下のように述べている。

ErisX CEO、Thomas Chippas氏
私たちは段階的なアプローチを取り、まずは現物取引市場を立ち上げました。経験豊富な市場の専門家は、私たちのこのような取り組みが一時的なイベントではなくプロセスであることを知っています。私たちの事業は初期段階から公開時期に移行しつつあり、今後も広く利用してもらうためにパートナーや投資家、そして規制当局と協力していきます。

NYDIG COO/CFO Rob Flatley氏
私たちは機関投資家レベルの資産保管や売買に関する実行ソリューションを提供する、デジタル資産運用機関です。ErisXの存在はデジタル市場の進化に不可欠で、個人投資家と機関投資家どちらにとっても最善の執行機関です。

これまでの取引や保管業務の経験をこのデジタル分野に持ち込んでくれるErisXと提携でき、大変嬉しく思います。

ErisXとは
2010年7月に設立され、米商品先物取引委員会(CFTC)の登録の下、先物取引所を運用してきた実績を持つ。2019年に仮想通貨専門の取引所開設を目指し、米商品先物取引委員会(CFTC)に登録申請中。
これまでの経験を活かし仮想通貨の先物取引、現物取引、そして先物の精算業務を行う予定。Fidelity、ナスダック、DIGITAL CURRENCY GROUP、MONEX GROUPなど金融大手が出資していることでも注目されている。今年初めにイーサリアムの共同創設者でブロックチェーン開発企業ConsenSysの創設者でもあるJoseph Lubin(ジョセフ・ルービン)氏が取締役会に加入したことでも話題になった。

参考:ErisX Wins Additional Support from Influential Investors, Publicly Launches Spot Market

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