エピックゲームズによる仮想通貨導入未遂事件でモネロの価格が上昇

MONEROとEpicGamesStpre

著名な匿名仮想通貨MONEROに新年早々ニュースがありました。

それは世界的に人気のエピックゲームズ謹製バトロワゲーム「フォートナイト」のゲーム公式グッズショップ「Fortnite Retail Row」において、1月1日から支払いオプションに仮想通貨MONEROによる支払いが追加された、というMONEROの発表です。

FORTNITE RETAIL ROW
FORTNITE RETAIL ROWサイト

 

今回の仮想通貨による支払いはモネロ独占であり、ビットコインを差し置いてモネロが選ばれた理由について、モネロ開発者のRiccardo Spagni氏がツイッターでプライバシー問題を挙げています

またフォートナイトでは以前からビットコイン搾取用マルウェアの問題に悩まされているため今回の決定に影響したと考えられていたのですが、1月6日になりEpic Games創業者のティム・スウィーニー氏がTwitterで「手違いによるもの」と発表しました。

(訳)「実のところFortniteの仮想通貨への束の間の進出は手違いでした。 私たちはパートナーと協力して商品ストアをオープンしたのですが、その過程のどこかでMoneroの支払いが可能になってしまったのです。」

ただ、ティム・スウィーニー氏はこうも言っています。

(訳)「私たちエピックにいる多くの社員は仮想通貨の基礎となる分散コンピューティング技術の大ファンですが、若いゲーマーを含む幅広い顧客に対して仮想通貨を導入するにはボラリティや不正使用防止対策がまだ十分ではありません。(略)いまは不正対策への期待から私たちはたくさんの論文を読み、話し合いを続けています。」

つまり仮想通貨や分散コンピューティングそれ自体は否定しないがまだその時ではない、という事です。

近年ではゲーム会社による仮想通貨やブロックチェーン導入が活発化しており、レインボーシックスシージやアサシンクリードシリーズを擁するUbisoftがBlockchain Gaming Alliance(BGA)に参加してブロックチェーン技術をタイトルに統合を模索したり、ATARIも自社ゲームのブロックチェーン版リリースを発表していました。

EpicGamesも去年の12月には「フォートナイト」人気を背景に長年の夢であったゲームソフト配信業を「Epic Games Store」で開始したばかり。

EpicGamesStore
EpicGamesStoreサイト

 

ゲームソフト配信にはSteamという巨人が居ますが、こと仮想通貨に対してはその姿勢が拒否なのか受容なのかはっきりしない状態が続いており、ゲーム業界の流れからその隙をつく一手とも考えられていたのですが、単なる「手違い」とはモネロや投資家にとってはとんだ新年一発目のニュースとなってしまったようです。

なおこのモネロ導入ニュースを受けてモネロの価格が一時16%も上がったあとで否定のニュースが入り落ちるなど激しく動いています

MONEROの値動き(CoinMarketCapより)
MONEROの1週間の値動き(CoinMarketCapより)

 

EpicGames公式サイト:https://www.epicgames.com/site/ja/home
フォートナイト公式サイト:https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home
MONERO公式サイト:https://www.getmonero.org/

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