中国電力がIBMブロックチェーンを使用した余剰太陽光発電電力融通システムの実証実験開始

中国電力×IBM Blockchain

中国電力は中国地方5県および島しょ部を中心とした周辺地域を営業区域にしている電力会社です。
その中国電力がIBMのブロックチェーン技術を使い、太陽光の余剰電力を販売したい顧客と太陽光による発電電力を必要とする顧客を結び付ける、太陽光発電の電力P2P(ピア・ツー・ピア)取引の実証試験を開始したと発表しました。

中国電力実証実験概要図
中国電力実証実験概要図(中国電力プレスリリースより)

発表によりますと、IBMのビジネス向けブロックチェーン基盤技術を活用したシステムをIBMクラウド上に構築し、再生可能エネルギー(太陽光発電)を販売したい顧客と購入を希望する顧客をマッチングさせるシステムを活用しています。
今回の実証実験を通じてブロックチェーン技術の適応性や新たなサービスの成立性を検証していくとの事です。

中国電力
中国電力

 
既に国内では東京大学と関西電力による実証実験、富士通による節約した電力の売買プラットフォーム開発、米国企業と京セラが提携して実証実験を行っています。
海外ではドイツのBOSCH社がWien Energie社と共同開発したブロックチェーン冷蔵庫を活用して、ユーザーが電力供給元を直接選択できるようにする実験を行っています。
またこのような電力供給元をユーザーが選択できるサービスを「みんなの電力」ではNEMベースのシステムを駆使して既に開始しています。

みんなの電力
みんなの電力

 
課題が山積している日本の電力事情に関して、今回の実験が解決の糸口になるか要注目です。

[参考]
・中国電力プレスリリース 2019年4月25日:ブロックチェーン技術を活用した電力融通に関する実証試験の実施について
・中国電力プレスリリース 2019年4月25日(PDF): 別紙:ブロックチェーン技術を活用した電力融通システムの実証概要
・中国電力:http://www.energia.co.jp/index.html
・IBM BLOCKCHAIN:https://www.ibm.com/jp-ja/blockchain
・Wien Energie PR 2019.04.03: Sonnenstrom kuhlt Bio-Joghurt
・みんなの電力:https://minden.co.jp/personal/
・AFP BB NEWS 2019年4月24日:テロ対策未完の原発は運転停止へ、期限延長認めず 原子力規制委

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