イギリスElectroneum(エレクトロニウム)から80ドル(約8800円)のアンドロイドスマートフォンが発売

「世界は銀行口座を持たない人口が17億人いる」このフレーズは仮想通貨ファンなら良く耳にするのではないだろうか。世界の金融システムを変えようと目論む仮想通貨プロジェクトや、コイン発行者は何度も意識する市場だろう。

そういった仮想通貨プロジェクトの中で、Electroneumほどこの17億人の利用環境を考えて、システム開発や製品発売を実現出来ているプロジェクトは少ないのではないだろうか。

2月25日、以前からスマホアプリ開発や仮想通貨を発行していたイギリス発のElectroneumから、80ドル(約8800円)という低価格のアンドロイドスマートフォン「M1」が発売されることが発表された。

一番の特徴はこのスマートフォンだけでElectroneum(ETN)通貨のマイニングが行うことができることで、月に約3ドル分のマイニング報酬を得ることが出来る。これはプレスリリースにも明記されている通り発展途上国向けに開発されたスマートフォンだ。

 
ビットコイン登場以降、さまざまな仮想通貨が発行され、銀行口座を持たない人々でも経済圏に参加できるような技術が整いつつある。しかしElectroneumのホームページでは、1000ドルもするスマートフォンではサービス提供できる対象が限定されると強調している。

今回発表されたスマートフォン「M1」はマイニング機能の特徴の他、以下のようなスペックで発売される。

 
OS: アンドロイド 8.1 Go Edition
CPU: Quad Core 1.3Ghz
ストレージ: 8GB 最大32GBまで拡張可能
Display: 4.5タッチスクリーン
接続: 4G Dual Sim
   Bluetooth 4.0
   GPS
カメラ: 背面5Mピクセル 前面2Mピクセル
バッテリー: 1600 mAh
    72時間待機
    6-8時間の通貨時間
寸法: 143.5 x 66.0 x 8.0 mm
保証: 1年

Electroneum(エレクトロニウム)とは

2017年にICOを行い、2017年末にはすでにアンドロイド用のウォレットアプリをリリースしたイギリスを拠点にしている仮想通貨プロジェクト。独自ブロックチェーン網もすでにリリースしており、そこで発行する仮想通貨がElectroneum(ETN)となっている。2019年2月現在、コインマーケットキャップでは64位に位置している。

Electroneumウォレットアプリの特徴はやはりスマートフォンで簡単に行えるマイニングだ。ETN通貨の送受信の他に、スマートフォンアプリでマイニングが簡単に行える。このウォレットアプリが今回発売されるスマートフォン「M1」にも搭載され、マイニング報酬としてElectroneum (ETN)を受け取ることが出来る。

このウォレットアプリは発展途上国向けに20以上の言語で提供されており、すでに100万以上のダウンロードが行われている。

 
ウォレットアプリが先行して浸透している地域もあり、この安価なスマートフォンの発売により仮想通貨ETNがより使われることが予想されている。手の届きやすい価格を実現したことで、銀行口座を持たない人口のみならず、スマートフォンを持たない人口にもリーチしようとしている。

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