ハッキング被害のクリプトピア(Cryptopia)が清算手続き|資金返却まで数か月かかる見込み

5月15日、世界的な会計事務所大手のグラントソントン(Grant Thornton)がハッキング被害にあった取引所クリプトピア(Cryptopia)の精算業務を担当することが発表された。

グラントソントンからのプレスリリースでは、「コスト削減し事業の健全化を目指して経営陣が努力したにも関わらず、顧客やスタッフその他の利害関係者の資産を守るために清算人が選出された」と発表している。

2019年初のハッキング

ニュージーランドを拠点に多くのアルトコインを取り扱っていた仮想通貨取引所のクリプトピア(Cryptopia)は、2019年1月14日にハッキング被害に会い、総保有資産の約9.4%が流出した。

ハッキング後の3月には40種類に及ぶ取引ペアを再開し、取引所運営を続ける姿勢を見せていたが、結果的には破綻し清算となった。清算決定により現在は入出金が停止されており、ユーザーへ資産が返還される時期やその内容が見てきているので公表されている内容をまとめる。

資産を保護するため調査中
清算を請け負うグラントソントン社ではすべての利害関係者の利益のため、経緯と現状を調査している最中。このプロセスは数週間ではなく、数ヶ月かかると発表されている。

調査結果はNZの企業事務所にて公表
調査した内容は、数日以内にニュージーランドの企業を管轄する政府機関にて公表される。https://www.companiesoffice.govt.nz/

※以下はCryptopiaのFAQより
仮想通貨の出金について
現在、顧客への支払うべき金額および支払い可能額を確認するために広い範囲で調査を行っています。調査が完了するまでは仮想通貨を返却することはできません。

ハッキングを受けていない資産について
一部の資産がハッキングを受けたことで取引所全体に影響を及ぼしました。それぞれのユーザーが自分の資産をすべて返却できるかどうか確認することはできません。

取引の停止について
すべての仮想通貨を保護し、被害状況を正確に把握するため取引所での取引を停止する必要がありました。

Cryptopia再開について
現段階で取引所が再開する予定はありません。これ以上資産の入金は行わないでください。

詐欺行為について
Cryptopiaがさらに資金を請求するようなことはありません。登録されているEメールでのやりとりが唯一の連絡方法になります。詐欺行為にご注意ください。(ハッキングに関連したフィッシングメールが横行し注意喚起が行われている)

返金時期について
調査には数か月かかる予定です。分かり次第情報共有を行います。

返金方法について
仮想通貨として返却するか、法定通貨として返却するか現状確認できません。

参考:Grant Thornton|Cryptopia Limited appoints Grant Thornton as liquidators

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