仮想通貨ステーキングが人気上昇中!ステーキングする時の仮想通貨の選び方・注意すること

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ステーキングとは仮想通貨ウォレットなどに、指定された量の仮想通貨を一定期間入れることで報酬がもらえる仕組みのことです。

ビットコインFXなどの投機に比べて、ステーキングは長いスパンを見据えた投資ができ、かつ報酬(インカムゲイン)をもらうこともできるため人気がでてきています。

国外ではすでにステーキングできる仮想通貨がたくさんあり、国内では仮想通貨取引所のコインチェックが、Lisk(LSK/リスク)のステーキングを開始しています。

仮想通貨取引所バイナンスでもステーキングできる仮想通貨を取り扱っており、取引所に保有するだけですぐに始められる仮想通貨が20種類あります(記事執筆時)。

バイナンスのステーキング紹介ページでは、1年間ステーキングしたときにもらえる報酬額(%)と最低限必要な仮想通貨の数量が書かれており、はじめての人でも簡単にはじめられるようになっています。

ステーキングのメリット

ステーキングのメリットは、何もしなくて報酬がもらえるという不労収入が可能なことです。

報酬額は、基本的にステーキングに入れた仮想通貨の量に応じて変わります。対象の仮想通貨を多くステークするほど報酬額もあがります。

ステーキングのデメリット

ステーキングのデメリットは、仮想通貨自体に価格変動リスクがあることです。

ステーキングによって仮想通貨の量が増えても、その仮想通貨の価値が下がってしまうと意味がありません。また仮想通貨によってはロックアップされて、すぐに取り出せないこともあるので注意が必要です。

もう一つのデメリットは、バイナンスのように取引所がステーキングに対応している仮想通貨は、簡単にステーキングができますが、対応していない場合は、自分でステーキングの設定が必要になります。

仮想通貨ウォレットなど必要なものをダウンロードして、取引所で購入した仮想通貨を送金して、ステーキング設定を行うといった一連の作業を自分で行う必要があります。

設定方法などのマニュアルは英語で書かれているので、英語が苦手な人にとっては苦行で手間がかかります。

価格変動リスクに備える方法

デメリットであげた仮想通貨の価格変動リスクのヘッジを2つあげておきます。ただし、万能ではありません。

「積立投資」

1つは、「積立投資」です。よくいわれるドルコスト平均法です。

ドルコスト平均法は、一定の金額を定期的に積み立てることで、リスクを減らすことができる投資方法です。

高値で購入しても、下がったところで同様に購入することで、購入金額を平準化します。

特定の価格で一気に購入するよりも、下落時の損失を低減させることができます。

しかし、ドルコスト平均法も万能というわけではなく、上昇時には大きな利益を出すことができず、定期的に購入するため長期にわたって資金を危険にさらしてしまいます。

仮想通貨は今でこそ多少安定してきていますが、資金を集めて逃げる詐欺コインやすぐにプロジェクトが中止になってしまうコインなど、仮想通貨の長期投資にはハイリスクがつきものでした。

積み立てでヘッジしたとしても、長期投資によるリスクがあることを忘れてはいけません。

「分散投資」

そして、もう1つのヘッジが、「分散投資」です。

複数の仮想通貨に分散投資してリスクを分散する投資方法です。

1つの仮想通貨に集中投資していて、何かしらの原因でその通貨が暴落すると一気に資産を失ってしまいます。分散投資はそれを防ぐことができます。

ただし、分散投資にも欠点があり、仮想通貨の多くはビットコインとのトレードペアが存在しているため、ビットコインが下落するとそれにつられて他の仮想通貨も下落するという傾向があります。

そのため、分散投資していてもヘッジできない場合があります。どちらかというと、その仮想通貨単体の暴落に対応するためのものです。

ステーキングするコインを選ぶときのポイント

ステーキングは、マイナーな仮想通貨を選んで投機で一発逆転のキャピタルゲインを狙うものではありません。

ボラティリティが低くても長期保有しやすい仮想通貨を選ぶのがポイントです(成長してればなおよい)。

選び方としては、CoinMarketCapのトップ100位以内にあるようなメジャーな仮想通貨で、プロジェクトが軌道にのっているものを選ぶのが安全です。

また、取引所自体がステーキングに対応している仮想通貨を選ぶのも、自分でステーキングの設定を行う必要がないので便利です(バイナンスなど)。

そして、上場という「プロジェクトが評価されているお墨付き」を持っているので、すぐにプロジェクトが消滅してしまうリスクも減ります。

ただし、流動性が低い・出来高が少ない仮想通貨は、上場廃止になる可能性があるので注意が必要です。

ステーキングできるできないにかかわらず、上場直後の仮想通貨は、投機色が強くボラティリティが高くなります。高値掴みのステーキングになってしまう可能性があるので、投機が落ち着くまで待っていた方がよいです。

このほか、Googleやツイッターなどで対象の仮想通貨の情報を検索しても、情報がでてこない・見つけられないマイナーなコインはやめた方がいいです。

何か起こった時に、情報を得る手段が全くないプロジェクトを選ぶのは危険です。

ステーキングできる仮想通貨

ステーキングできる仮想通貨を探すなら、Staking Rewardsというサイトが便利です。

ステーキングで報酬をもらうことができる85の仮想通貨(記事執筆時)をトラッキングしています。

サイトでは、仮想通貨の現在価格とどれくらいの報酬(%)がもらえるかなどの情報を確認できます。また、ステーキングする仮想通貨を探すときの比較が簡単にできます。

仮に、下記の2つの条件で絞り込んだ仮想通貨をリストアップしてみました(記事執筆時)。
※Staking Rewardsにこの絞り込み機能があるわけではありません。

・CoinMarketCapのトップ100位以内
・Staking Rewardsにのっている

【27件】

仮想通貨 CMC順位 バイナンスで
購入可
バイナンスで
ステーキング可
Tezos(XTZ) 10
Cosmos(ATOM) 23
Decred(DCR) 38 ×
Synthetix Network Token(SNX) 48 × ×
Waves(WAVES) 47 ×
ICON(ICX) 40 ×
IOST(IOST) 83 ×
Aion(AION) 90 ×
Komodo(KMD) 76
Qtum(QTUM) 36
Dash(DASH) 20 ×
Energi(NRG) 94 × ×
Tron(TRX) 14
Zcoin(XZC) 98 ×
Horizen(ZEN) 65
WAX(WAXP) 96 × ×
Neo(NEO) 21
Terra(LUNA) 80 × ×
Stellar(XLM) 13
NEM(XEM) 27 ×
Nexo(NEXO) 60 × ×
Algorand(ALGO) 37
Eos(EOS) 8
KuCoin Shares(KCS) 55 × ×
VeChain(VET) 33
Lisk(LSK) 41
Ardor(ARDR) 93 ×

比較的安心してステーキングできる仮想通貨のリストですが、ここからさらに、報酬率やテクニカル、成長性などを確認して選ぶとさらに安心できると思います。

※株式などでは、配当利回りが5%以上だとおトク感があるので報酬率5%以上を選ぶなど。
※バイナンスでステーキングできないものは、購入はバイナンス、ステーキングの設定は自分で行う必要があります(仮想通貨の送金・ウォレットDL・設定など)。

まとめ

国内のステーキングは発展途上ですが、国外ではいろいろな仮想通貨でステーキングができます。

ホールドするだけで報酬がもらえるという魅力はありますが、価格変動リスクや突然プロジェクトが終了してしまうといったリスクも常にあるので注意が必要です。

投機で疲弊した人には、少し落ち着いてできるステーキングもいいのではないでしょうか?

<仮想通貨ICON(ICX)でステーキングしてみた>
仮想通貨ICON(ICX)をステーキングする方法(やり方)を詳しく解説

※投資の推奨および勧誘を目的とするものではありません。自己責任のもとに行って下さい。

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