ConsenSys(コンセンシス)が発表した製品「Lattice1」とは?

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先週末、ConsenSys(コンセンシス)は、Ethereal Summit NYをニューヨークのブルックリンで開催した。

イベントの中でコンセンシスは新しいプロジェクトの立ち上げを発表、その中の一つにGridPlusの「Lattice1」プレセールがある。

「Lattice1」とは?

「Lattice1」は、ハードウェアウォレットで、これまで製造された中で最も用途が広く安全なウォレットと述べている。

複数のチップセット、安全な環境、アンチ・タンパ・メッシュ(重要データが盗まれるのを防ぐための機能)、セグメント化されたWiFi接続、物理的に複製不可能な機能(PUF)を使用して、オフライン記憶領域とオンラインアクセスを融合させた高度な鍵管理ソリューションを提供している。

これにより、リアルタイムの支払いが容易になり、安全に著名するためのリモートアクセス可能な環境を提供できるとしている。

また、セキュリティにおいては、ハッカーが電子回路を改ざんしようとすると、Lattice1は侵入を検出してすべての機密情報を破壊。ただし、シードフレーズ、もしくは「SafeCard」に保存している暗号化されたバックアップを使えば資金回収が可能としている。
※「SafeCard」は、バックアップ作成とキーのオフライン保存ができる物理カードで、Lattice1と同時期に出荷予定。

Lattice1を作った理由

コンセンシスは、Lattice1を作成した背景を下記のように語っている。

もともとチームは電力市場が、仮想通貨を利用してどのような恩恵を受けることができるかを模索していた。仮想通貨は、金融機関離れを促し、ユーザーはもっと相手と直接やり取りすると考えた。また、ブロックチェーンを使ったリアルタイム決済は、電力市場では必要とされていた多くの資本と信用を排除するだけでなく、仲介業者による手数料の排除もできる。

しかし、仮想通貨の利用を提案する際に、どのように実現すればよいか、また秘密鍵の保管にも問題があったため、技術者でなくても安全で簡単に仮想通貨を利用できるハードウェアとソフトウェアの開発が必要だったとしている。

上記のとおり、Lattice1の初期のターゲットは、電力企業だったようだがそれ以外のブロックチェーンユーザーにもメリットがある製品とも述べている。

Lattice1の主な機能は下記の通り。

  • SafeCard(Lattice1にさして利用する物理カード)を使った秘密鍵のバックアップ
  • 自動承認された定期支払い
  • ETHとBTC間のHTLCsを使用したアトミックスワップトランザクション
  • ノードを実行してすべての暗号トランザクションやウェブ閲覧をTORでルーティング
  • 分散ウェブへのアクセスを提供するためのIPFSノードの実行とENSルーティング
  • Ethereumや他のブロックチェーンでステーキングやバリデートしているアプリボックスにLattice1を接続する
  • Lattice1の拡張可能ストレージに保存されたデータを使ってプラズマチェーンを見る

定期支払いやルーティング機能が、通常の決済機能とは差別化している部分と考えられ、価格は、Lattice1(SafeCard1枚付き)16GBが$349での販売となっている。

参考:gridplus.io

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