バイナンスUSが上場基準と30種類の候補通貨を発表

米国進出を目指しプロジェクトを進めているバイナンスUS(Binance.US)が、米国で取り扱う通貨の上場基準と、現在候補になっている仮想通貨30種を公表した。

米国内で仮想通貨取引所を営業するためには厳しい認可を取得することが必要とされており、通貨の取り扱いについても細心の注意が必要となってくる。今回発表された基準では、以下の5つのポイントについて査定していくとした。

 1. 米国のAMLや証券法を始めとする規制を準拠するバイナンスUSに影響を及ぼさないこと。
 2. 問題を解決するチームがあり通貨のプロジェクトに明確な戦略があること。
 3. その通貨のコミュニティがプロジェクトを進めるための合意に達した過去があること。また開発チームがコミュニティメンバーとうまくやり取りできていること。
 4. 需要と供給のバランスが取れており、バイナンスUSの取り扱う基準に達していること。
 5. 技術的に安全で構築が現実的であること。

上場候補は30種

上記の上場基準を各通貨に当てはめ検討した結果、第一弾の上場候補は以下の30種となることを発表した。

上場候補はADA、ATOM、BAT、BCHABC、BNB、BTC、DASH、EOS、ETC、ETH、HOT、IOTA、LINK、LOOM、LTC、MANA、NANO、NEO 、PAX、REP、RVN、TUSD、USDC、USDT、VET、WAVES、XLM、XRP、ZIL、ZRXとなっている。

米国進出プロジェクト

バイナンスの事業拡大において、米国への取引所進出はバイナンスにとって大きな意味を持つことが予想されている。市場規模が大きい反面、金融事業の規制面も厳しく、進出が実現すれば日本を始め他の先進国への進出につながる信頼性が得られるからだ。

米国進出に当たってはグローバルサイトであるBinance.comの米国からの利用を禁止した上で、米国規制に則った取引所の構築を米国ユーザー向けに一から行っていく手順を取っており、規制当局への対応を第一にしていることが伺える。

バイナンスUSのCEOはリップルの元幹部

米国進出の足掛かりになるのはサンフランシスコに拠点を置く金融企業BAM Trading Servicesで、CEOに就任したのは証券大手のモルガンスタンレー出身で2017年からリップル社の機関投資家部門の責任者だったCatherine Coley氏が抜擢されている。

長く米国の金融業界に身を置くベテランの力を借りて、慎重にプロジェクトが進められている。

参考:Binance US / Exciting Developments Coming Soon for Binance US

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