仮想通貨取引所のコインチェックが大口OTC取引サービス開始

仮想通貨取引所のコインチェックが、大口顧客用のOTC取引サービスの提供を開始した。

2019年1月に正式に金融庁から認定を受けた仮想通貨取引所のコインチェックは、認可後も順調に機能リリースを重ねている。

2月に「Coincheckでんき」の再開、3月にはiOSアプリの通貨別チャット機能をリリースした。また3月18日にはビットコインキャッシュのハードフォークに関する、BitcoinSVに該当する日本円での返却も発表し話題となっていた。

今回新しくリリースしたOTC取引機能は、裕福な個人投資家や、企業、機関投資家などを対象にした大口取引用のサービスだ。公式発表では大口OTC取引サービスのメリットとして

・一括で素早く取引することが可能
・魅力的な価格

の2点を挙げている。

公式ブログより

 
公式発表から確認できる取引画面では最低50BTC(約2000万円)からの取引となっており、50BTC以降は25BTCごと、75BTC、100BTC、~225BTC、または好きな数量を選べる売買プランとなっている。

対象通貨はビットコイン(BTC)で、サービスはWEB上で提供され平日10時から15時の時間帯で利用可能としている。今後その他の仮想通貨の取り扱いについては、随時検討していく予定と発表している。

仮想通貨取引所のOTC取引

OTC(over-the-counter/店頭)取引とは売り手と買い手が直接行う取引のことだ。もともと仮想通貨取引所にある取引板は、個人用の少額注文を想定しており大口取引には適していない。誤発注防止のため巨額の注文が出来ないよう制限されていたり、もし注文できても個人用の少額注文に対して何度も取引しなければならないからだ。

こういった手間を省くため大口用の受付窓口を別途設け、大口取引同士の売買マッチングサービスを提供する。

仮想通貨トレードは個人投資家の間で人気が高まったが、その将来性から企業や機関投資家などからも投資対象として要望が高まっている。仮想通貨取引所を代表するBinance(バイナンス)や、Coinbase(コインベース)などでも、要望に応えるように大口取引用のOTCサービスが開始されていた。

コインチェックが用意したOTC取引の需要によっては、今後国内の取引所についても広がる可能性がある。

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