10月CME決済日(10月25日)の10月26日以降、ビットコイン価格は下落傾向にあり、そのような状況の中、今月29日には、CMEのビットコイン先物の決済日(SQ)を控えています。
11月19日時点の未決済建玉数(OI)は、3,157で、11月22日までの11月の平均出来高は約4,227/日です。月前半から後半にかけて出来高はやや増加しており、11月一番出来高が多かったのは11月22日の11,537で、一番少かったのは11月6日の1,409となっています。
CMEのCOTグラフによると、19日時点の機関投資家のポジション数は、ロングが67、ショートが292となっており、今まではロングポジションがやや優勢だったのに対して、明らかにショートのポジションが目立つようになっています。
レバレッジファンドのポジション数は、ロングが1,059、ショートが1,914で、ショートポジションがロングの2倍ほどになっており、こちらもショートポジションが優勢となっています。
CoinMarketCapでのビットコインドミナンスは、66.2%となっており、ピーク時から約4%ほど減少しています。
29日の決済日まではビットコインのボラディリティが上がる傾向にあり、引き続き価格の動向には注意が必要です。