11月のCMEビットコイン先物決済日（11月29日）以降、ビットコイン価格は6600～7800ドルのボックス圏内で推移しており、今月27日には、12月の決済（SQ）を控えています。
12月17日時点の未決済建玉数（OI）は、3,840で、12月20日までの12月の平均出来高は約5,266/日です。月前半と後半は出来高がやや増加していますが、中旬は減少しています。12月一番出来高が多かったのは12月18日の13,137で、一番少かったのは12月3日の1,825となっています。
CMEのCOTグラフによると、17日時点の機関投資家のポジション数は、ロングが38、ショートが444となっており、12月に入ってからはショートのポジションが優勢のままとなっています。
レバレッジファンドのポジション数は、ロングが1,578、ショートが2,446で、ショートポジションが優勢ですが、ロングポジションも増加傾向にあります。
CoinMarketCapでのビットコインドミナンスは、68.8%となっており、11月（66.2%）よりも2.6%上昇しています。
決済日まではビットコインのボラディリティが上がる傾向があるため、価格の動向には注意が必要です。
