ビットコイン先物の四半期契約の満期日迫る、CBOEとCMEのファンドの動き

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  • ICHI

今週、ビットコイン価格は、前半に持ち直す場面も見られましたが、後半にかけては下げ基調となっており、記事執筆時には$3,322近辺で取引されています。

12月は、CBOEとCMEのビットコイン先物満期日(四半期契約)もあり、米商品先物取引委員会(CFTC)のレポートから、機関投資家(ファンド)の動向を確認してみました。
CTFCレポートは、12月4日のものが現時点では最新です。それぞれのビットコイン先物のポジション数は下記の通りです。

出典:CFTC

CBOEは、ロングも増えていますが、ショートはその2倍ほど増えています。CMEは、ロングが少し減り、ショートが増えています。両方のポジション数から、まだ下がるとみている機関投資家が多いと考えられます。

そして、CMEでは、ショートより、ロングポジション数が多くなっています。理由の1つは、価格が大きく下がり、割安感から購入が増えたこと。もう1つは、ビットコインキャッシュハードフォーク前からずっと持ち続けている人がいることです。ビットコインキャッシュハードフォーク後に、ビットコイン価格は約$2,000下落しましたが、11月20日の時点で2,152のロングポジションがあります。
一方、下落相場が続いているため、ショートは絶好の売買タイミングと言え、ポジション数が増減しています。

■CMEのポジション数
※ビットコイン価格はCoinMarketCapから取得

CFTC
レポート日付
ロング
ポジション数
ショート
ポジション数
ビットコイン価格
(レポート日付での終値)
11月6日 1,877 1,965 $6,461.01
11月13日 2,462 2,353 $6,359.49
11月20日 2,152 1,912 $4,451.87
11月27日 2,416 2,089 $3,820.72
12月4日 2,409 2,317 $3,956.89

CTFCレポートの掲載から、すでに10日たっているため、上記の数字だけで全てを判断することはできません。ファンドのポジション数も参考数字です。

ビットコイン先物の満期日は、CBOEが12月19日、CMEが12月28日となっています。どちらも差金決済のため、ビットコイン価格に直接影響があるわけではありません。

差金決済とは、有価証券の受渡し(この場合は、ビットコインの受渡し)を行わずに、反対売買によってその差額のみを決済することです。

しかし、ビットコインETFやBakktの延期などの感情的な影響を鑑みると、先物市場も影響を与える可能性があります。
ビットコイン先物ポジション数については、今後も随時レポートしていきます。

※当サイトにて掲載している情報や説明内容はあくまで参考としての情報提供で投資の推奨および勧誘を目的とするものではありません。

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