CBOEのビットコイン先物契約は、6月19日に最後の先物契約が満期日をむかえます。
同社は、3月のアップデートで新規のビットコイン先物を追加しないと発表しており、これ以上の新しい先物契約の追加はなく、約1年半でサービス終了となります。
CBOEビットコイン先物は、米国の証券取引所に最初に上場したビットコインデリバティブで、ウィンクルボス兄弟で有名なジェミニの米ドル建てビットコインオークション価格に基づく現金決済契約でした。その後、CMEが同時期にビットコイン先物取引を始めています。
ビットコイン価格は、2017年12月をピークに下落し、CBOEの先物契約も振るわず、ライバルのCMEビットコイン先物取引量と比べて大きく差をつけられていました。今年5月以降、ビットコイン価格が大幅に回復し、2018年11月のビットコインショック前の水準まで戻ってきましたが、CBOEからは継続アナウンスはなくこのまま終了となります。CMEは5月13日には過去最高の取引高を記録していました。
記事執筆時のCBOEの取引量は493となっています。
参考:bloomberg