カルダノ/CARDANO(ADA)の特徴をまとめて解説

CARDANO

去年の12月7日に米国最大手仮想通貨取引所のコインベースが発表した上場候補31通貨の中に含まれたカルダノ/CARDANO(ADA)の特徴についてまとめて解説します。


カルダノ/CARDANO(ADA)とは?

CARDANOは3つの独立した機関によって運営・管理されている、ブロックチェーンのオープンソースソフトウェアプロジェクトです。
3つの機関とは

  • Cardano Foundation(カルダノ財団):プロトコルの監督・教育機関として運営・管理の役割を担っており、カルダノのテクノロジーとアプリケーションを規格化を目的としてスイスに設立。
  • IOHK(Input Output HongKong/インプット アウトプット ホンコン):2020年までの期間でカルダノ・プラットフォームの開発を担うという契約を結び、契約に基づいてカルダノの設計/構築/管理を目的に香港に設立された技術的な開発を担う研究開発会社。
  • Emurgo(エマーゴ):カルダノのブロックチェーンエコシステムでビジネスを行う企業などの支援/統合/開発やスタートアップへの直接的な投資と、ビジネスパートナーの育成を目的に設立された営業活動を担うベンチャー企業(本部は日本)。

なお「カルダノ」とは同プロジェクトによる分散アプリケーション (DApps) やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームの名称でもあり、 プロジェクトの専用通貨として利用される仮想通貨がADA(エイダ)です。

カルダノプロジェクトはビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が抱えている問題の解決を目的に以下の特徴があります。

  • 学術的な論文ベースの開発:運用を開始してから問題が発覚してハードフォークに至らないよう設計にあたりまず論文を作成し、論文を査読の上で学会に発表します。これにより多くの学者たちによるレビューやフィードバックを受けるなど揉まれることで改善されたり、最終的に学術的に正しく安全な設計であることが保証されます。
  • 独自開発のスマートコントラクト「Plutus(プル―タス)」:イーサリアム以上のセキュリティと機能性を目指し、イーサリアムのスマートコントラクトよりも複雑な契約の管理に各国の税金スキーム、コンプライアンスや個人情報といった情報も盛り込むことができるよう開発されています。
  • 独自のコンセンサスアルゴリズム「Ouroboros(ウロボロス)」:Cardanoを所有している個人の投票によるマイナーの選出などをProof of Stake(プルーフオブステーク/PoS)コンセンサスアルゴリズムに施しています。
  • Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏が開発に参加:仮想通貨のイーサリアムやビットシェアーズに関わった天才数学者で「仮想通貨の第一人者」とも言われ、IOHKの代表としても活動しています。(因みにカルダノのアイデアは大阪の街で思い付いたとのこと。)
チャールズ・ホスキンソン
チャールズ・ホスキンソン氏(氏のTwitterより)

また世界的な問題となっている金融包摂の解決をも目標にするなど、仮想通貨に留まらない現実社会の問題解決まで目指した財学連携の壮大な目的を持ったプロジェクトでもあります。

一時期プロモーション方法などが問題視されたり、プロジェクトの相次ぐ遅延やカルダノ財団の人事の問題を乗り越え、順調に扱われる取引所の数を増やし続けているカルダノの動向は要注目です。

カルダノ財団:https://cardanofoundation.org/
IOHK:https://iohk.io/
Emurgo:https://jp.emurgo.io/

基本情報

正式名 CARDANO(ADA)
発行日 2017年9月29日
発行上限 45,000,000,000
ホームページ https://www.cardano.org/
ホワイトペーパー https://whycardano.com/
ソースコード https://github.com/input-output-hk/cardano-sl/
取引所 Binance、Bithumb、Bittrex、FCoin、Kraken、OKEx、Upbitなど
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