ブラジル最大の投資銀行BTG Pactualが10億ドル(約1000億円)規模のSTOをTezosで発行を計画

7月3日、Tezos財団はラテンアメリカとカリブ海で最大の投資銀行であるBTG Pactualが、ドバイの投資ファンドDalma Capitalと共に10億ドル(約1000億円)規模にもなるセキュリティトークンを発行を計画していることを発表した。

ブラジルの銀行としても第5位に位置しているBTG Pactualは、今年2月にもブラジルの不動産を専門に投資対象とするプロジェクト「reitbz」を立ち上げており、そのプロジェクトのためにセキュリティトークン(STO)を発行していた。ブロックチェーン技術を積極的に取り入れている金融機関と言える。

今回のTezos財団からの発表はその「reitbz」とは別に、今後既存の証券のトークン化や、新規セキュリティトークンを発行するためにTezosプラットフォームを使うという発表だ。共同でプロジェクトを進めるドDalma Capitalは、不動産はもとより世界の有名スポーツクラブなどのセキュリティトークンの発行を計画している。

Dalma CapitalのCEOであるZachary Cefaratti氏はセキュリティトークン市場の可能性について以下のように述べている。

Dalma CapitalのCEO、Zachary Cefaratti氏
ブロックチェーン技術が世界的に現実のものとなりつつあり、Tezosと協調出来ることを嬉しく思っています。彼らの技術的な専門知識が、当社の投資銀行業務および資産運用を補完します。

Tezosは急成長しているSTO市場の重要なプロトコルの1つであると考えており、Tezosブロックチェーンで将来の取引システムを構築することを楽しみにしています。

セキュリティトークンに置き換えられる潜在的な市場は268兆ドルにも上り、今回の事例はブロックチェーンの普及の第一歩です。私たちは595兆ドルにもなるデリバティブ市場にも視野に入れています。

Tezos財団、Hubertus Thonhauser氏
BTG PactualとDalma Capitalは、伝統的な投資銀行業務と資産管理の分野に、トークン化とブロックチェーンソリューションを投入するリーダーです。

規制された市場に大規模なブロックチェーン技術を採用しようとする先見性のある投資銀行に私たちは励まされます。

参考:Tezos Foundation/BTG Pactual And Dalma Capital To Utilize Tezos Blockchain For Security Token Offerings (STOs)

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