プライバシー重視した次世代ブラウザ「Brave」の利用ユーザ数が全世界で1000万人を突破した。11月19日に正式版となるバージョン1.0をリリースして以降19%伸びており、昨年比3倍の成長を見せている。
ブラウザ「Brave(ブレイブ)」は、広告やトラッカーといった不要なコンテンツのダウンロードをブロックし、代わりにサイト運営者に仮想通貨(BAT/Basic Attention Token)でチップを送ることが出来る従来のブラウザとは広告手法が異なる新しいブラウザだ。
一部不要コンテンツをダウンロードしないため、一般的なブラウザと比較し読み込み速度は3~6倍高速という特徴を持っている。
今年11月に行われたBraveバージョン1.0のリリースに合わせ、iOSでも報酬が受け取れるようになり、11月の新規ユーザーの27%がiOSユーザだったと発表している。
報酬を受け取っている情報提供者は今年10倍以上
また、Braveの認証済み情報発信者の数も急増していることを発表した。
情報発信しているのはYoutube、Twitter、Twitch、Webサイト、Vimeo、Githubなどで、Braveブラウザを使った閲覧者からトークンを受け取れるよう設定している情報発信者の数は34万人にも上っているとした。
これは2019年年初の数字2万8千の12倍となっている。