注目を浴びる仮想通貨担保のローンサービスBlockFiが約19億円を追加調達

仮想通貨を担保にUSドルの貸付を行っているローン企業BlockFiが、Valar Venturesが主導する資金調達にて1830万ドル(約19.4憶円)を追加で資金調達したことを発表した。今回の資金調達に参加したのはValar Venturesの他、Winklevoss Capital、Galaxy Digital、ConsenSys Ventures、Akuna Capital、Avon Ventures、Susquehanna、CMT Digital、Morgan Creek、PJCが名を連ねている。

BlockFiは2018年にもGalaxy Digitalからの5000万ドルを中心に、3度資金調達を成功させており今回の調達額も合わせると70億円以上の資金調達を成功させている。Galaxy Digitalは仮想通貨事業に注力している元ゴールドマンサックスのMike Novogratz氏率いるベンチャーキャピタルだ。

金融大手が資金提供する注目事業

BlockFiへ資金提供するのは日本のリクルートを始め、米取引所ジェミナイ(Gemini)でも有名なウィンクルボスキャピタル、金融大手のフィデリティ(Fidelity)子会社Devonshire Investors、イーサリアム開発で有名なコンセンシス、業界への影響力が大きいアンソニー・ポンプリアーノ氏率いるモーガン・クリーク・デジタルなどそうそうたるメンツが出資しており、仮想通貨業界で注目される事業となっている。

BlockFiの提供サービスとは?

BlockFiの提供サービスは仮想通貨を担保にするローンに加え、単純な預金を受け付ける利子口座の二つがある。

ローンサービス
仮想通貨を担保として預けることで低金利で法定通貨USドルを借りることが出来るサービス。米国では通常10%を超えるローンが多いが、BlockFiでは仮想通貨を担保をして預けることにより10%以下の低金利で法定通貨であるUSドルを貸し出している。

値動きの激しい仮想通貨の担保比率は50%としており70%を超えると追加の担保を預ける仕組みになっている。(例えば100万円相当のBTCを担保に預けると50万円相当のUSドルを貸し出し、担保価格が下がると追加の担保である仮想通貨を求める)

預金口座サービス
預金口座サービスは単純にユーザーから仮想通貨資金を集め、BlockFiが機関や企業に貸し出しその運用益を分配するサービス。年利最大で6.2%の運用益を受け取れることが特徴となっている。この預金口座はビットコインとイーサリアムの他、今年5月にステーブルコインのジェミナイドルもサポートしており値動きリスクを望まないユーザーも視野に入れている。

今回のプレスリリースではBlockFiのCEOを始めとする関係者のコメントも合わせて発表した。

Valar VenturesのJames Fitzgerald氏
仮想通貨市場は誇大に宣伝されている面やボラティリティの高い値動きばかりが注目されていますが、BlockFiのようにデジタル資産が主流になるためにインフラ整備を進める優秀なチームも存在します。BlockFiが進めるこの新しいデジタル資産向けの新規事業を支援できることを楽しみにしています。

ウィンクルボスキャピタルのSterling Witzke氏
仮想通貨業界に重要な金融サービスを提供するBlockFiと提携でき興奮しています。 BlockFiの利子付きの口座サービスと低利率のローンは、仮想通貨の主流化に向けた重要なステップです。

BlockFiのCEO、ザック・プリンス(Zac Prince)氏
富を築くことができる金融サービスは住む地域や個人の資産額に関係なく利用できるというビジョンを持つBlockFiサービスを今後も継続して開発でき嬉しく思います。当社の優秀なチームと資金提供する支援者は、仮想通貨を普及させるため引き続き仮想通貨の金融インフラを推進していきます。

参考:BlockFi Raises $18.3M Series A Led by Valar Ventures

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