仮想通貨を担保にするローンサービスBlockFiがステーブルコインのジェミナイドルを正式サポート

仮想通貨を担保にUSドルの貸付を行うBlockFiが、ステーブルコインのジェミナイドル/Gemini Dollar(GUSD)を正式にサポートしたことを29日発表した。ユーザーはジェミナイドルをBlockFiに預けることによって年6%の利子を受け取ることが出来る。

今回の追加によりサポート通貨はビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、そしてジェミナイドルとなる。

BlockFiサービス

BlockFiの提供サービスは担保付のローンに加え、単純な預金を受け付ける利子口座の二つがある。

ローンサービス
担保付きのローンとは仮想通貨を担保として預けることで低金利でローンを借りることが出来るサービスだ。

米国では10%を超えるローンが多いが、BlockFiでは仮想通貨を担保をして預けることにより6.5%の低金利で法定通貨であるUSドルを貸し出している。(※地域やローン額により金利変化あり) 値動きの激しい仮想通貨の担保比率は50%としており70%を超えると追加の担保を預ける仕組みになっている。

例えば100万円相当のBTCを担保に預けると、50万円相当のUSドルが借りられる。価格が下がりBTCが約70万円相当に減った場合、追加の担保を求められる。

預金口座サービス
また、預金口座サービスでは単純にユーザーから仮想通貨資金を集め、BlockFiが信頼のある機関や企業に貸し出し、資産運用を想定しサービス提供を行っている。

人気が集まるBlockFiサービス

BlockFiのサービスは、仮想通貨を長期保有したいが資産を固定されたくない機関投資家や、仮想通貨をコールドウォレットで長期保有を計画している投資家などから大きな需要が出ており、3月のサービス開始からわずか2ヶ月程度で5300万ドル(約58億円)の利用があったことを公式発表している。

注目が高まっているBlockFiは、立ち上げ当初から大手が出資しており、日本のリクルートをはじめ金融大手のフィデリティやMorgan Creek Capital、仮想通貨大手のコインベース、コンセンシスなどが名を連ねている。

さらに敷居が下がったBlockFiサービス

今回ステーブルコインがサポートされたことは、米ドル建ての債券市場に世界中からアクセスできることを意味している。米国以外では債券市場への参加が規制されている地域も多く、需要が大きく広がる可能性がある。また日本のように超低金利が根付いた地域からも需要が膨らむだろう。

そもそも値動きの激しい仮想通貨を長期保有することにはリスクが生じる。しかし今回サポートされたステーブルコインは、少しのリスクも取らない顧客にもサービス対象に含めたことを意味し、世界中の顧客を対象としているBlockFiにとっては大きな魅力になることが予想されている。

参考:BlockFi Integrates Gemini Dollar (GUSD), Offering Up to 6.2% APY

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