ブロックチェーンに関するニュースが日々世界を駆け巡っています。そんな数あるブロックチェーンニュースの中から厳選した記事について独自の視点で斬り込む「ブロックチェーンNEWS斬り」。ナビゲーターはこの二人。

こんにちは~。雨ニモマケズ風ニモマケズ
“ブロックチェーンおじさん”のミトミツです。

9月に突入しました。皆さんいかがお過ごしですか?
仕事きっちり“トークンレディー”のミトミザワです。
今回取り上げたブロックチェーンNEWSはこちらです。
どの企業がブロックチェーン関連の特許を最も数多く提出しているのか。iPR Dailyが31日にまとめた記事によると、アリババとIBMがトップの座を争っている。 …

ブロックチェーン関連の特許出願数で中国のアリババが90件、アメリカのIBMが89件でその差1件という熾烈な争いが繰り広げられたようです。

例えるなら、試合時間残り3秒で2点差でリードしていたところ、スリーポイントシュートで3点返され逆転負けしたようなもの。IBMはさぞ悔しがったことだろうね。

アメリカだからって無理やりバスケに例えるのやめていただけますか。我らが日本からはソニーが26位、富士通が46位とランクインしています。

う~む、この出願数ランキングってそもそも意味あるのですかね?

と言いますと?

いろんなアイデアを出してるわけだから、そりゃ出願数もそれは立派なことだとは思いますよ。でもね、もっと大事なことは
どれだけ特許が取れたか、ということだと思うのですよ。

つまり「取得数/出願数」にこそ本当のランキングの意味があると。

そのとおり!90件出願しても取得できたのは1件でした。というのでは、出願数ランキング1位が聞いて呆れるってものですよ。

さすがに世界のアリババでそれはないと思いますが、量より質ということですね。確かに一理あります。ミトミツさんにしては鋭い指摘です。

よし、私は密かに温めていたアイデア「世界中の特許をブロックチェーン技術で管理する」で特許出願してみるとしますか!

やれるものならやってみてください。もうやめさせてもらいます。「ブロックチェーンNEWS斬り」次回“ブロックチェーンおじさん特許侵害する”でお会いしましょう。