ゲームのキャラクターをトークン化するサービスが登場

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はまっていたオンラインゲームやソーシャルゲームがサービス終了しログインできなくなったとき、自分が育てた思い入れのあるキャラクターをまた眺められたら…、と考えた事はありませんか?

一般的なゲームはサービスが終了してしまうとデータが保存されているサーバーが稼働しなくなるためアクセスすることはできませんが、キャラクターをブロックチェーン上に移し、いつでも自分のキャラクターを見ることができるようになるアプリが登場しました。

HL-Report というアプリ

株式会社モバイルファクトリーが運営を行い9月19日にサービス終了した位置情報ゲーム「レキシトコネクト」のキャラクターデータをブロックチェーン上に移動、閲覧できるようにするアプリが、株式会社ビットファクトリーがリリースした「HL-Report」というアプリです。
※トークン化を行う部分は、事前にウォレット登録やデータ移行申し込みがあった人のデータを運営会社側で処理

前述のように、オンラインで動いているゲームは部分的に自分のパソコン内にデータをダウンロードしたりする事もありますが、キャラクターのパラメータや装備情報などはサーバーで管理している事が殆どです。そのためサービスが終わってしまうと運営会社の所有するデータとして消滅することになりますが、ブロックチェーン上にデータを移すことで、永続的に個人の所有物として保存することができるというものです。HL-Reportは、トークン化(キャラクターはERC721、装備品等のアイテムはERC1155という規格)されたキャラクターのパラメータを読み取り、キャラクターや装備品等の表示を行うアプリです。

※「イジン」とは「レキシトコネクト」のキャラクターの総称です。
※DBとはデータベースの略称です。

トークン化は今後に期待されるサービス

HL-Reportは、残念ながら今の所「レキシトコネクト」のキャラクターをトークン化したものを表示するアプリでしかありませんが、他社のアプリ、オンラインゲームにおいても同様の要望は少なくないと思われますので、今後同様のサービスは増えていくものと思われます。もちろん、最初からDAppsゲームとして作られる場合もありますが、現在の日本の法規制では曖昧な部分も多くクリアしなければいけない問題も多いことから、ゲーム大国日本と言えどDAppsゲームは普及に時間がかかりそうです。

仮想通貨やブロックチェーン、DAppsと言われるとちょっと手を出しにくい感じもありますが、サービス終了後も自分のキャラクターを所持できるアプリ、といった視点から入れば、DAppsもより身近なものとして受け入れられるかもしれません。ゲームによっては色々な権利上の関係でトークン化する事ができないものもありそうですが、残念ながら終了となってしまったゲームでこのようなサービスが使われていけば、DAppsに対する抵抗感も減り、より一般に普及していく可能性も高まっていくことでしょう。

世界から遅れをとってしまっている日本のDApps普及が加速することに期待したいと思います。

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HL-Reportとは:https://hl-report.rekiconne.jp/help/about

株式会社ビットファクトリー
https://bitfactory.jp/

株式会社モバイルファクトリー
https://www.mobilefactory.jp/

News Release:https://www.mobilefactory.jp/newsrelease/2018/20181018/

※本文中の画像及び画像の注釈については公式プレスリリースより使用

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