ロンドン証券取引所に大型・ブロックチェーン技術関連企業型のETFがローンチ、上場へ

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ロンドン証券取引所に大型・ブロックチェーン技術関連企業型のETFがローンチ、上場へ

10兆円規模の資産を運用する米投資顧問会社「Invesco」が、ブロックチェーン企業をピックアップした上場投資信託(ETF)のローンチを公表した。英Financial Timesの報道により明らかになった。

今回ローンチされる「インベスコ エルウッド グローバル ブロックチェーン ETF(Invesco Elwood Global Blockchain ETF)」は、週明け月曜日からロンドン証券取引所での取り扱いが予定されている。

本ETFに組み込まれる投資対象企業はブロックチェーン技術関連企業の48社、マイニングチップを開発する台湾の半導体製造企業「セミコンダクター・マニュファクチェアリング」や米ビットコイン先物取引を提供する「CMEグループ」、さらに「アップル」や「インテル」、「アドバンスト・マイクロデバイスズ」といった大手企業などが、仮想通貨専門投資顧問会社エルウッド・アセットマネジメント(Elwood Asset Management)の独自スコアリングシステムで選択されている。

今回のETFローンチにあたり、エルウッドアセットマネジメントの経営責任者Bin Ren氏は「我々は特に金融分野でのブロックチェーン技術の適用に期待している。だが、我々が期待するのはさらに広い分野におけるブロックチェーン技術の適用例だ。」とし、ブロックチェーン技術と仮想通貨は違うとした仮想通貨を超えた適用に着目していると述べている。

仮想通貨やブロックチェーンに関するETFは米国など複数ローンチされているが、そのどれもが先の触れ込みに対して資金流入の規模が当初の想定を下回った規模にとどまっているのが現状だ。ゴールドマンサックスの取引デスク開設を目指す報道が盛り上がるも延期・方向性の変更や、ウォール街など機関投資家は仮想通貨に興味を持ちつつも、実際に取引するメンタルではないとする報告もある。実際にOTC取引を開始するも顧客は僅か数十例に満たないとする実態もある。

今回のブロックチェーン技術関連企業型のETFは、それら仮想通貨型のETFとの違いを強調した形になる。その効果がどの程度機関投資家の注目を呼び込めるかは未知数だが、今後のマーケットの成熟がされるのかも含め注目がされる。

[参考]
Invesco blockchain ETF to launch on London Stock Exchange(英Financial Times)

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