EOSのblock.oneがICOについて米証券取引委員会(SEC)と和解|罰金2400万ドルにて

米証券取引委員会(SEC)は、仮想通貨時価総額で7位に位置するEOSが行った巨額ICOについて、未登録の証券だったとし罰金2400万ドル(約26億円)を課すこと発表した。

問題となっているのはEOSを開発するブロックチェーン企業ブロックワン(block.one)が、2017年6月から2018年5月まで行ったトークン販売で、米国内の投資家にも一部販売したことについてだ。EOSのICOは、BitsharesやSTEEMを開発してきたダニエル・ラリマー(Daniel Larimer)氏が手掛けたことや、1年間と長期に渡ってトークン販売を募集したことにより、4000億円を超えるICO史上でも大型の資金調達となっていた。

EOSとSECは和解か

SECからの発表と同時にブロックワンからも発表が行われ、以前から未登録問題について話し合いを重ねてきたことや、処分は罰金の1回のみで今後については影響がないことが公表された。

Block.oneは米国証券取引委員会(SEC)と民事和解に達しました。SECの調査結果については承認も否認もせず、2400万ドルの1回限りの罰金を支払います。問題となっているのはERC-20トークン版のEOSで、現在は流通も取引もされておらず(※1)、このトークンを改めてSECに証券として登録する必要はありません。またEOSは今後、SECの継続的な制限対象になりません。これによりBlock.oneは米国および世界において法令順守への継続的な取り組みを行っていきます。

※1 EOSは2018年6月のメインネット公開時にイーサリアムのERC-20トークンから独自トークンに切り替えた。現在流通しているのは独自トークンで、ERC-20版は流通していない。

今回のBlock.oneからの発表の中で、これらの問題についてSECと解決でき非常に嬉しく思うと言及されている。時価総額上位の通貨がICOについて罰金が科されたことはインパクトが大きいと受け止められがちだが、この処分については良い結果で今後のEOSプロジェクト推進には問題ないことが強調されている。

参考:SEC Orders Blockchain Company to Pay $24 Million Penalty for Unregistered ICO
参考:Block.one Announces Settlement with U.S. Securities and Exchange Commission

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