米仮想通貨取引所BittrexがOTC(店頭)取引開始、約200通貨をサポート

米国の仮想通貨取引所で約300の取引ペアを提供しているBittrexがOTC(over-the-counter/店頭)取引を開始したと15日に発表した。

Bittrexが提供する新しいOTCデスクでは、取引時の価格変動リスクを軽減し、迅速な取引環境を提供するとのこと。BittrexのCEO、Bill Shiharaは次のように公式発表内で述べている。

私達は顧客のためにこの新しい取引オプションを提供することをうれしく思います。

他のOTCデスクより多くの取引ペアを持ち、BittrexのOTCデスクは世界的に浸透することでしょう。大口の取引における価格変動リスクや、簡単で迅速な取引を実現します。

Bittrex公式発表より

 
BittrexのOTC取引は、現状取り扱っている約200通貨にも上るマイナーコインを対象としており、25万ドル(約2750万円)以上の大口取引を想定している。米政府の監督下にないBittrexもOTC取引を正式発表ことで、機関投資家から多くのニーズがあることが伺える発表内容となった。

OTC(over-the-counter/店頭)取引とは
売り手と買い手が直接行う取引のこと。

もともと仮想通貨取引所にある取引板は、個人用の少額注文を想定しており大口取引には適してない。誤発注防止のため巨額の注文が出来ないよう制限されていたり、もし注文できても個人用の少額注文に対して何度も取引しなければならないからだ。

こういった手間を省くため大口用の受付窓口を別途設け、大口取引同士の売買マッチングサービスを提供することをOTCデスク(店頭取引サービス)と呼んでいる。巨額注文が個人用取引板に並ばないので相場影響もなく、機関投資家や大口の個人投資家などが売買する場合は一般的に店頭取引サービスを利用する。

Bittrex
2014年に3人のサイバーセキュリティエンジニアによって設立された米国にある仮想通貨取引所。運営するBittrex Inc.は米国証券法に基づく監督下になく、約300種類のマイナーコインが上場していることが特徴。他の取引所では扱っていない取引ペアを提供している。
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