バイナンスに続き米仮想通貨取引所BITTREXがICOの代行販売を開始

2014年からサービス提供する老舗の米仮想通貨取引所BittrexがICOを販売代行を行うことを正式発表した。

世界で行われている資金調達方法であるICO(イニシャルコインオファリング)は、各国の規制などにより、2018年3月のピーク17億ドルから2019年2月の1億7000万ドルと約10分の1まで激減している。

しかし、大手取引所のバイナンスがICOを販売代行するローンチパッドプログラムを2019年1月に再開すると、各ICOは数十分で完売するなど投資家から大きな需要があり、あらためてその人気が確かめられた結果となった。こういった背景を受けBITTREXでもICOの販売を開始すると見られている。

BITTREXはもともと取り扱い通貨が多いことでも有名な取引所のため、今回販売されるICOについてもBITTREXに上場することが予想されている。また、BITTREXは昨年の10月にマルタ島を拠点にするBITTREXインターナショナルを設立しており、今回のICO販売はこのBITTREXインターナショナルを通じて行われる。

RAID(XRD)とは

今回紹介されるRAIDプロジェクトはゲームデータに焦点を当てたプロジェクトだ。

データの重要性が高まるにつれて、ゲーム業界の何十億ものユーザーによって生み出されるデータプールに大きな関心が集まっているが、現在はデータの所有権問題や信頼性で問題があるためそのビックデータを有効活用できていない。

RAIDプロジェクトではブロックチェーン技術とトークンエコノミーを利用し、データの所有権をユーザーに戻すことを目的に立ち上げられ、個人のゲームデータを有効活用することを目指している。

特に45万人の月間アクティブユーザーを持つ、リーグ・オブ・レジェンドやプレイヤーアンノウンズバトルグラウンズなどのゲームデータを管理するサイト「OP.GG」と提携してプロジェクトを進めており、ゲーム開発会社も含めたデータ活用システムの構築を目指している。

RAID公式ページより

 

RAID(XRD)トークン販売概要

 トークン販売開始: 2019/03/15 1:00 AM(UTC)
 トークン販売終了: 2019/03/18 12:00 AM(UTC)
 ハードキャップ: 17,000,000,000 XRD(5,950,000 USD)
 総トークン供給: 100,000,000,000 XRD
 トークン販売価格: 0.00000010 BTC
 最大購入金額: 57,000,000 XRD(20,000 USD)
 最小購入金額: 30,000 XRD(10.5 USD)
 受け入れ通貨: BTC
 トークンタイプ: ERC-20
 トークン配布: トークン販売終了後14日以内

仮想通貨取引所のICO代行販売は定着するか

プロジェクト主催者が直接販売するより仮想通貨取引所という第三者が仲介するため、実施されるICOには一定の信頼性があると言われている販売方法ではあるが、米国をはじめ各国の法規制には準拠してなく、マルタ島から世界販売される。

また、同じマルタ島でも仮想通貨取引量で第1位を誇るバイナンスが行う場合と、取引量で第46位のBITTREXが行うICOの販売代行では注目度も違っている。

今回のBITTREXの販売は成功するのか、そしてその後、仮想通貨取引所のICO販売代行は定着するのか、注目が集まっている。

参考1:BITTREX公式アナウンス
参考2:RAID公式ホームページ

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