ビットコインキャッシュのハードフォーク(アップデート)が5月15日に実施

ビットコインキャッシュはもともと理想の決済通貨として成長させるため、年に2回、5月と11月にハードフォーク(アップデート)を予定している。昨年11月のハードフォークでは残念ながら開発陣がABC側とSV側に分かれて対立し、二つの通貨Bitcoin Cash(BCH)とBitcoin SV(BSV)に分岐してしまった。

そのABC陣営のBitcoinCash(BCH)が分岐後に初めてのハードフォーク(アップデート)を予定している。今回はもちろん開発陣営の意見相違はなく、全体で同意が取れた更新項目を実装するフォークしないアップデートが行われる。

今回のビットコインキャッシュのアップデート内容と、今後予定している機能の展望についてまとめる。

5月15日のアップデート内容

シュノア(Schnorr)署名
トランザクションには必ず署名が必要だが、シュノア署名とはその署名部分のデータを圧縮する技術。データを軽量化でき、トランザクションの高速化が期待できる。

セグウィット(Segwit)
SegWitはSegregated Witnessの略で署名データを分離させる手法のこと。2015年に提案されビットコインには2017年に実装されている。通常は署名領域も含めてブロックが構成されていたが、署名部分を別の領域に分離させブロック内のデータ削減を行うことで高速化を図る。

ビットコインキャッシュのロードマップ

今回実施される上記の項目の他に、ビットコインキャッシュには少額決済通貨として普及させるべく、数多くのアップデート計画がある。公式ホームページでは現在予定している機能とそのロードマップが公開されている。

特にスケーリングに関する項目が今後も予定されており、理想形の決済通貨を目指すまだまだ伸びしろの多い通貨と言える。

先月はクレイグ・ライト氏による目に余る行動からビットコインSV(BSV)の上場廃止運動が起こった。その混乱に巻き込まれる形で、ビットコインキャッシュ(BCH)の上場廃止もSBIバーチャル・カレンシーズにてあったが、今回行われるような順調なアップデートにて通貨としての地位向上を期待したい。

参考:github ネットワークアップグレード仕様
参考:ビットコインキャッシュ公式ページ ロードマップ

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