【市況6/10】G20声明は具体性に欠け、一時ビットコイン失望売りもレンジ相場内

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【市況6/10】G20声明は具体性に欠け、一時ビットコイン失望売りもレンジ相場内

6月10日月曜の仮想通貨相場は、期待されていたG20の結果が具体性に欠けたことで、9日同様に失望売りの続落に押されている。
ただビットコインは、朝8時ごろに81万円の下値にタッチするなど反落をみせつつ、長い目で見れば84万円前後へと反発し、ここ一週間のレンジ相場を維持した値動きの範囲に留まる結果となっている。

土日からの下落要因に、G20での具体性の無さ、足元ではタイのサイアム銀行がのリップル(XRP)利用を撤回するツイートがされるなど、上値を重くする材料が続いた影響は確かだが、現状維持としか捉えようのない状況に、値動きしようもないというのが実際のところだろう。

アルトコインについては、より方向性の無い値動きをしながら全体的に下値に向かう動きが広がっており、イーサリアムが24000円台、リップル(XRP)はフェイスブックの発行するトークンと競合するという見立てから急落しており、コイン別の物色の動きがより顕著になってきている。有価証券問題もあり、アルトコインを多く取り扱う交換所での、上場廃止への動きも進む気配がある。

株式市場は、金曜の米国株高に続き東京株式市場も続伸しているが、上昇ムードに欠け、買い戻しの動きも低調さが見て取れる。米中貿易摩擦の影響の長期化による各国通貨安は、仮想通貨への退避通貨需要を呼び起こす期待もできるが、今回のG20の結果のように米中を挟んだにらみ合いによる停滞を生むようだと、仮想通貨のマーケットが耐えきれなくなる懸念も出てくる。

今後の値動きだが、21日に予定されているFATF会合まではレンジ相場が続く展開が予想される。材料としてはフェイスブックの発行する仮想通貨のホワイトペーパー公表が6月18日されるが、その前後での競合と受け止められたリップル(XRP)の値動きには注意を払う必要があるかもしれない。

(出典:bitFlyerチャート)

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