【市況6/7】G20でのサプライズとクジラに警戒?ビットコインは脱レンジ相場へ動き

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(18:00 日本時間)

6/6夕方~6/7朝方のビットコインは、大方の予想通り82万円~86万円のレンジ相場。6日20時ごろに85万円に付けた後、翌午前3過ぎに81万円まで下落し80万円近い価格での取引成立をする瞬間も見られた。その後は再び買い戻され朝方には84万円台を回復して推移していた。

東証大引けの15時ごろより、ビットコインの値動きに変化が出て、84万円台から1万円以上急上昇し、86万円を付け87万円にタッチ、8000ドルのラインを越えようとする勢いと売りのせめぎ合うシーンとなった。(18:20分現在も継続)

ビットコインは80万円~86万円での買い集めの動きと、アルトコインでも将来性を見据えられながら、下落により割安感に動いたコインを物色する動きと、買い集めの動きが出始めており、レンジ相場を形成させている上値と下値のラインでの攻防に同調ではなく衝突する若干の変化が見られる。値動きもここ数日より一段高い伸びを見せ、アルトコイン全般も2~3%の上昇がみられる。

背景に、株式市場の円高ドル安傾向で荒れた動きの一服感と米株続伸高で買戻し、金価格の上昇による仮想通貨の退避先としての役割も一服、G20を控え様子見から、G20の結果の先を読んだ押し目の段階に移行しつつあることも影響しているかもしれない。
結果として、規制の整備など長期的に上値を見越す層と、一旦下落を予想(期待)する層とでの方向性の無い展開となっていると読む。

週末のG20については、昨日も書いたが、G20での議題に関する情報は毎回早い段階である程度の出尽くし感がある。だが、いざ蓋を開けると話が進まないことも多い。そのため、直前は静観する空気が漂うようになってきている。リアルタイムでG20の現場から情報が飛んで拡散される可能性が高いため注意したい。直前の静観空気に巻き込まれると大事な情報をスルーしかねない。

個人的な注目点についても、昨日の市況で書いた通りで、マネロンなど大筋で固まっている点ではなく、国際協調によるクロスボーダーの取り締まり強化への動きになる。

今後の値動きだが、難しい局面であり、現在86~87万円(8000ドル)でせめぎ合っているが、値動きは方向性がなく、週末手仕舞いとする層と、週末取引を加速する層との入れ替わりも読みにくい。この後、米国の失業率-雇用統計などが発表された後の米国株の行方も気になる。週明けには日本でも景気ウォッチャー調査などの各種注目の景気指標の発表を控えている。いったん手控えられて下落しそうに感じるが、買い集めが過熱してショート圧力を食い上がれば90万円台回復も可能なシナリオがチラつく。G20を控えクジラの動きやトークン発行元による仕掛けなどには警戒を感じさせるのでトレンドを無視してくるリスクもある。概ね期待感からの上昇ムードではあるが、調整リスクも高いと予測する。

6/6~6/7 24Hビットコインチャート
ビットコイン、昨夜(6/7)の動き
5~6月2W ビットコインチャート

(出典:bitFlyerチャート)

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