【市況6/6】ビットコインは82万円~86万円のレンジ相場、土日のG20でのサプライズに注意

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【市況6/6】ビットコインは82万円~86万円のレンジ相場、土日のG20でのサプライズに注意

(17:00 日本時間)
6月6日、昨夜から朝方のビットコインは5日朝方の80万円への下落以降、大きな値動きは見られず84万円付近。82万円~86万円の間で上下のサポートラインどちらにも近づかず推移しており、様子見ムードながら静かな警戒感も漂う。

アルトコインも同様に推移しているが、昨日の下落により値動きの巻き戻った一部のファンダメンタルを感じさせるコインを中心に物色による買い集めが入っている。

バイナンスコインは24時間で7%ほど上昇と、ここ一週間での下落が大きかった影響により買い意欲が特に高い。
他に、将来的なクロスチェーンの重要性からCosmos、高速決済などペイメント技術への期待としてZilliqaなど、方向性の定まらない状況下でも一定のファンダメンタルが見通せるコインは値動きが安定している。

 今日の株式市場だが、昨夜の金利引き下げ観測とメキシコの追加関税見送りの可能性による米国市場の続伸に対し、東京株式市場は様子見ムードの取引が低調なまま小幅反落で終えている。仮想通貨と株式市場双方に様子見ムードが高まり、仮想通貨へ影響すると見られる個人投資家の資金の行方については、好いとも悪いとも取れる方向性の定まらない状態が続く。

今後の値動きだが、86万円をタッチしたら82万円の下値へと下落しやすいレンジ相場と考えられる。
週末のG20での話し合いがどのように進むかが着目されており、様子見と声明文の発表による今後の世界的規制の方向性を読み解く材料が待たれている状況だろう。

特にクロスボーダーの取り締まりに対する国際協調の行方がどうなるかは大きな懸念と言える。
日本は先行して、仮想通貨に係る資金決済法および金融商品取引法の改正案が可決され、証券性の高い仮想通貨の取り締まりに証券と同様の効力が発揮されるようになる。いわゆる風説の流布など金融市場で規制される行為が国内で出来なくなる。他にもウォレット業者をカストデイ業務として金商法の対象となる動きはサービス面での影響が大きい。

しかし、クロスボーダーが主流となった昨今の金融ビジネスでは一国の法律の枠組みでは取り締まりに限界がある。これをどうにかしようとする国際協調の動きがここ数年大きくG20の議題として取り上げられている。昨年12月ののG20ブエノスアイレスではこれに関しデジタル課税について2019年の進捗報告及び2020年の最終報告の方針が採択されている。他にも仮想通貨を基盤としたミキシングサイト摘発には、フィンランド、ドイツ警察、オランダ、米国政府機関であるFBI他、複数の各国政府機関が包囲網を纏め上げるため協調している。

これら。クロスボーダーへの取り組みに係る規制が採択される情報が出てくると、仮想通貨にとっては大きなショックとなりうる。例えば日本の法案をモデルに世界各国が同様の規制法案を可決する流れになるなどだ。

G20財務大臣・中央銀行総裁会議は今週末の土日、福岡で行われる。既に前述の議論は4月より出尽くしている感があり、おそらく声明文など政府高官の発言以外は静かな展開になると思う。ビットコインの値動きに直結する情報の発信をうっかり拾い損なわないよう注意したい。

ビットコインチャート:ビットフライヤー
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