【市況6/5】ビットコインは80万円まで下げ、様子見と下落狙いが鮮明に

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(17:00 日本時間)

6月5日のビットコインは昨日よりも一時4万円下げ、80万円を底値とした展開。17時現在は昨日夜の84万円台を回復している。

オランダの仮想通貨取引所がSTOの失敗により破産したこと。米国SECが2017年にICOを行ったKik社のトークン「Kin」を未登録証券販売の疑いで起訴したことや、カナダのQuadrigaCX仮想通貨取引所に対しFBIなど米国機関が調査にのりだすなど、オランダ捜査当局によるミキシングサイト摘発閉鎖の例も含め、今後のバイナンスなどへの当局による介入の可能性を懸念する広がりからさらに値を下げる展開となった。

そこに、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長による利下げを示唆する発言も大きく影響したとみられる。

昨夜(6/4夜)の米国株式市場はNYダウが2%の大幅反発。米国債金利にも反発買いが入り、米国株高を受け今朝からの東京株式市場も6日ぶりに400円近い大幅な反発をして取引を開始した事など、個人投資家の目を好調さが陰ったビットコインから株式市場へ再び向けさせている。
BTCを始めステーブルコインの売りなど、各取引所から入金より出金が優勢となっていると見られており、現金化と株式市場への資金の戻りも鮮明になってきていると受け取れる材料は多い。

今後の仮想通貨の値動きだが、80万円の底値を試しつつ上値は様子見ムードが強いが、危険な底値のシグナルとして74万円をラインとする見方が強いため、ここ数日の下落でのロング解消も含め、足元では79万円~84万円での買い集めを試みる動きが見られると考える。株式市場が反発したことで現金化の動きがある程度考えられるが、74万円を下に抜けるシーンが起きなければ現在の80万えん~84万円レンジでG20からの材料待ちをする動きだろう。逆に74万円に触れようとする動きを見せた場合は警戒が必要になる。

今週末8日~9日に行われるG20財務大臣・中央銀行総裁会議での規制の議論の行方に注目が集まるが、ある程度の事前予測として規制議論の方向性は予測されており、先送りされず規制の各国の動きが固まる方向で着地すれば好材料として相場を上昇させる追い風ムードとなる期待感は強い。

(出典:bitFlyerチャート)
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