【市況5/27】ビットコインが97万円まで急伸、レンジ相場中の下落に買い期待が勝る

  • 公開日:
  • 更新日:
  • 編集者P

(17:30 日本時間)

5月27日夕方のビットコイン価格は急騰後、96万円前後で小幅に上下する揉み合いの状態で推移している。

ビットコインは27日午前4時ごろ(米東部/欧州は日中)に91万円を超え急騰、5時には96万円に付け年初来高値を更新した。アルトコインも各上昇し先週の下落前である直近の再高値付近に付けている。

証拠金取引(FX)によるビットコイン価格が100万円超えを先行するシーンが発生する等、サーキットブレーカーの発動こそ確認されなかったが価格の乖離が見られるほどの急騰を見せた。

アルトコインの中では、バイナンスの証拠金取引の開始が近いことを匂わすツイートがCEOのCZから出たことでバイナンスコインが、TRONとBitTorrentが近くサプライズ報告をするというツイートによりTRONが、Litecoinがマイニング報酬の半減期が近づいている話題により上昇を見せている。

急騰の背景に、ビットコインの上値が重い停滞感と材料不足の中23日の反落による下値からの買い期待シグナルと、中国のファーウェイへの輸出規制など先行き不透明が強まったことや、米国トランプ大統領が訪日により対中施策に週末を挟み間が空く、欧州での英国メイ首相の辞任表明からのブレグジット党の大勝によりユーロやポンド下落の欧州通貨不安が拡がり、人民元安時にビットコインが退避通貨として買い注文が集まり高騰を見せた動きと同じ動きを指摘する声が強い。仮想通貨価格への投機的な期待に株式市場での通貨不安が流れ込む事態も含め、前回は中国で今回は欧州起因という見方になる。

27日東京株式市場は取引開始より小幅上昇も上値が重い展開、米中の動きを警戒した中国株を含む上海総合指数の取引開始と、25日より来日している米国トランプ大統領との27日の日米首脳会談の結果を待つ展開となった。

その後、上海総合指数が寄り付き小幅ながらも上昇で開始し、日米首脳会談も8月の貿易交渉の発表と早期開始、北朝鮮問題などの同盟国としての現状確認に留まると、小幅な上昇のまま取引を終えた。

今後の値動きだが、100万円の上値で再び重くなると予想されるが、利益確定売りの動きとショート圧力の増加による夜間の急落リスクに注意が必要となる。同様に反落による反発狙いの押し目買い期待も膨らむことから、新たなレンジを92万円~100万円上値で維持するか、高騰前のレンジへ下げるかにも注目が集まる。

またその他に、株式市場では28日火曜29日水曜31日金曜と欧州諸国の主要景気指標がいくつか発表されるためその内容にも注意が必要となる。

27日直近のビットコイン価格チャート
23日から27日のビットコイン価格チャート
Close Menu